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<CES2008:DYNAUDIO(2)>現行ラインナップが勢揃いの中、日本未紹介モデルも

公開日 2008/01/10 14:36
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DYNAUDIOのブースも、B&W同様(関連ニュース)、ベネチアンではなく、コンベンションセンターSouthホールに出展している。よって試聴などはできず、ラインナップを一通り紹介するに留まった。同社もCES(米国)よりも、欧州のオーディオショウを重視していることの現われであろうか。

■お立ち台に30周年記念限定モデル「Sapphire」

DYNAUDIOのブース入口には、30周年記念モデル「Sapphire」(関連記事)が1台、お立ち台に乗ってゆっくりと回転している。特徴的な12面体カットのボディが照明で美しく輝いていた。価格はペアで16,500ドル。そして、中央には最高峰モデル「Evidence Master」(90,000ドル/1本)と、「Evidence Center」(20,000ドル/1本)が堂々とした威厳を放ち、その大きさから来場者の目を奪う。ホームシアターを彷彿とさせるセッティングはやはり米国向けを意識しているようだ。


30周年記念モデル「Sapphire」(世界限定1,000台)

最高峰モデル「Evidence Master」と「Evidence Center」
■ブース全体を取り囲む現行モデル群と、日本未紹介のブックシェルフ2モデル

現行主力モデルについてはブースの周りを取り囲むように、シリーズごとにグルーピングされていた。エントリークラスの「FOCUS」、ミドルエントリーの「Audience」、ハイミドル「Contour」、サブウーファー、マルチメディアスピーカー「MC15」、そして「Audience42SAT」を使った薄型テレビとのシステムアップを展示した。写真を参照してもらいたい。

そして、最後に日本未紹介(取り扱い未定)のブックシェル2モデル「DM2/10」と「DM2/8」があった。「DM2/10」と「DM2/8」は比較的大きめのブックシェルフモデルでありながら、低価格(1,300ドルと975ドル・それぞれペア)を実現しており、高級家具内への手軽なホームシアターインスタレーションや、マルチメディアスピーカーへの代替など、特別な使用環境を想定しているようだ。米国のようなホームシアターインストール業が浸透している国ならまだしも、ハイエンド・ホームオーディオとしてのブランド訴求からは外れるモデルのため、日本には紹介されていないのかもしれない。


FOCUSシリーズ。左からFOCUS220(3,000ドル/ペア)、FOCUS200C(1,000ドル/1本)、FOCUS140(1,400ドル/ペア)


Audienceシリーズ。左から「Audience42」、「Audience 52」、「Audience 62」、中央上から「Audience 42WALL」、「Audience 42CENTER」、「Audience 122CENTER」、右から「Audience 82」、「Audience 72」、「Audience 122」


Contourシリーズ。左から「Contour SC」(1,900ドル/1本)、「Contour S1.4」(3,000ドル/ペア)、「Contour SCX」(3,000ドル/1本)、「Contour SR」(2,200ドル/ペア)、「Contour S3.4」(5,500ドル/ペア)、「Contour S5.4」(6,500ドル/ペア)


サブウーファーのラインナップは、上から「Sub250」(1,000ドル/1本)、「Sub300」(1,500ドル/1本)、「Sub500」(2,000ドル/1本)


マルチメディアスピーカーMC15


Audience Satellite System。Audience42SATと薄型テレビの壁掛けを想定した展示


日本未紹介モデル「DM2/10」と「DM2/8」

(AVレビュー編集部 永井)

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