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<CES2008:シャープブース>“未来の液晶テレビ”がズラリ/テーマは“プレミアム感”&“和”の「SE94」

2008/01/08
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シャープ展示ブースの外観

昨年のCESでも展示されていた108V型液晶テレビも登場した
シャープのブースには、昨日のカンファレンス(関連ニュース)でも展示されていた65V型超薄型液晶テレビや、北米向け液晶テレビ新製品が展示されている。

■52V/65V型の“未来の液晶テレビ”がズラリ


“未来の液晶テレビ”群
ブーススペースを大きく取って紹介されていたのは“未来の液晶テレビ”だ。65V型モデルのほか、52V型モデルを多数用意。ホームシアター型の展示も行っている。


65V型試作機の背面部。後ろ姿もすっきりスマート

壁掛けや屏風スタイル、専用ラックからのポップアップなど様々な設置イメージを提案している
バックライトにはLEDを使用。LEDをブロック分割して駆動させる「エリアクティブ・コントラスト」技術により、10万対1というコントラスト比のほか、省消費電力(52V型:140kWh/年・65V型:200kW/年)という性能を実現したのだという。同社説明員は「製品化は2010年を予定している。製品化へ向けての今後の課題は、部品の薄型化と製造コストの削減だろう」と語った。なお、製品化される際チューナーが本体に内蔵されるかどうかは、現在検討中であるとのことだ。

■“脱・黒光沢ベゼル”プレミアム感をアピールする新液晶テレビ「SE94」


フラグシップ液晶テレビ「SE94」。確かに格子のようなデザインだ

“和”のテイスト有る特徴的なベゼルを有している
北米向けフルHD液晶テレビのフラグシップ機「SE94」シリーズも展示。照明が落とされた昨日のカンファレンス会場では気付かなかったが、本機のベゼルはかなり特徴的だ。最近のテレビに多い黒光沢ベゼルではなく、艶を抑え、和紙を想起させる模様が入っている。これは井桁や格子、組木細工をイメージしたもので、“和”のデザイン要素を採り入れることにより、アクオスが日本のブランドであることをアピールしようという考えの表れだという。「フルHD」に加え、「デザイン性の高さ」「日本ブランド」、それに同社が注力している「環境性能」を付加価値とし、競合他メーカーとの差異化を図る考えだ。

黒いシステムで統一し、プレミアム感を高めたシアター展示も行っていた

リビングでAQUOS-netを使用しているイメージ

720pの新モデルも展示されていた

■新BDプレーヤーもお目見え


ズラリと並べられたBD-HP50UとBD-HP20U

新BDプレーヤー「BD-HP50U」
今春北米にて発売が予定されているBDプレーヤーの新モデル「BD-HP50U」(価格未定)や、現行機BD-HP20もズラリと並ぶ。「BD-HP50U」は、基本的には日本で発売されているBD-HP1からi.Link経由の録画機能を省略し、BD-ROM Profile 1 Ver.1.1に対応させたモデルであるという。

北米で発売している携帯端末の新モデルも展示。ターゲットは女子中高生でPVにアニメを使用

ガイナックス制作によるPVは女子高生が携帯端末を操り悪人を倒すという変身モノ

(Phile-web編集部・小澤)

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