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<CES2008:オーディオテクニカ>NCヘッドホンが好調。ブース拡大でコンシューマー機をアピール

2008/01/08
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昨年までサンズに出展していたオーディオテクニカは、コンベションセンターへブースを移動し、展示面積を拡大した。これは、昨年発表したノイズキャンセリング(NC)ヘッドホン「ATH-ANC7」の販売が北米でも好調で、コンシューマー製品をより強くアピールしようという意気込みからである(ちなみにATH-ANC7はCES2008アワードも受賞した)。


ノイズキャンセリングヘッドホンを強くアピール。間のなく発売されるATH-ANC3もすでに海外でも注目の的である

スタイリッシュで印象的なデザインを施したオーディオテクニカブースには多くの人が来場していた

ブースは、間もなく日本でも発売するインナーイヤー型NCヘッドホン「ATH-ANC3」を中心に、ブース全体をスタイリッシュにまとめ、オーディオテクニカ・ブランドを強く印象的付ける作りである。展示会場を移動したこともあり、初日からかなり多くの客が来場している。ほぼ日本の価格と同じで発売されるというANC3の評判も高いようだ。NCヘッドホンで音楽を聴きながらマッサージを受けられるという演出も、ラスベガスのショーらしいところだろう。

その他、日本では未発売のアナログプレーヤー「AT-LP2D-USB」も展示とデモが行われ、注目を浴びていた。本機はUSB端子を搭載しており、レコード音源をパソコンに録音することが可能だ。


日本では発売されていないUSB端子を付属し、録音用のPCソフトも付属するアナログプレーヤーAT-LP2D-USB

日本とは異なるパッケージングのヘッドホンもあることに気付く
同社国際営業部の堀部慎二氏にお話を伺うと、「とにかくオーディオテクニカのNCヘッドホンは、高音質と高いノイズキャンセリング効果が認められ、高い評価を受けました。これからもその点をアピールしながら、日本だけではなく世界を軸にして広めていきたい」と意気込みを語ってくれた。CES後のオーディオテクニカ製品の海外での反応が楽しみである。

(季刊・オーディオアクセサリー編集部 樫出)

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