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【Senka21】年頭メーカーアンケート − エプソン販売・皆川浩一氏

2008/01/07
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主要各社が語る2008年の市場環境の変化と需要創造の取り組み
年頭メーカーアンケート 〜エプソン販売〜


エプソン販売(株)プロダクトマーケティング部 部長 皆川浩一氏

大画面・高画質のニーズがさらに高まる中で皆で楽しむ大画面を提案

Q1:市場を取り巻く環境が目まぐるしく変化する中で、2008年のユーザーのライフスタイルやその消費行動・価値観において、どのような変化があると考えるか。

A1:2007年、フルHDプロジェクターが各社メーカーから発売され全てのラインナップが出揃う年となった。AV本格派にとってはフルHDプロジェクターがさらに進化を遂げ、大豊作の年となったであろう。また、薄型テレビの普及によりハイビジョン画質を楽しむユーザーが増加、さらに次世代レコーダーの低価格化やブルーレイ、HD DVDなどのハイビジョンソースが増えたことで、ユーザーがハイビジョン画質に触れる機会が広まった。

2008年は、ますます高画質化したハイビジョン映画ソフトや放送が充実し、ユーザーの映像に対する目が肥え、さらなる高画質ニーズの高まることが予測される。ハイビジョンソースはAV本格派だけでなく、手軽に大画面を楽しみたいリビングシアター派と幅広く浸透していくであろう。さらに2008年は北京オリンピックが開催されるため、映画だけでなくスポーツ映像などを大画面で楽しみたいというニーズが間違いなく高まるであろう。


Q2:御社の2008年の中心となる商品ジャンルおよび需要喚起、市場創造へ向けての提案や取り組みは。

A2:2007年は、「DEEPBLACK」というコンセプトのもと3LCD液晶デバイスメーカーならではのポテンシャルを生かした会心作のフルHDプロジェクター、そして、「いつでもドーン、どこでもドーン」をコンセプトに大画面の手軽さといろいろな楽しみ方を提案したDVD一体型プロジェクターをリリース。

2008年も、高画質はもちろんのこと大画面をみんなで楽しむ素晴らしさを継続的に提案し、より多くのユーザーに対して、映画館あるいはスポーツ観戦スタジアムなどその場にいるような臨場感を体感できる大画面の楽しさ、ゲームや写真、ホームビデオなど手軽に大画面を実現する楽しさ、家族や友人など大勢で大画面を楽しむ素晴らしさを伝えていきたい。

そのために、大画面の楽しさをお客様自身で体感いただくことが何よりも重要であると考えている。店舗のシアター環境の構築を図っていくとともにまだ浸透しきれていない一般ユーザー(店舗に足を運ばないお客様)に向けてWebや一般誌などの媒体を通じ、手軽に大画面の楽しみ方を訴求し、ホームシアターファンならぬ大画面ファンを増やす仕掛けを行っていく。

(Senka21編集部)

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