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IPSアルファテクノロジ、フルHDの32型IPSα液晶パネルを開発 − 120Hzにも対応

公開日 2007/10/19 18:07
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(株)IPSアルファテクノロジは、32型フルHDのテレビ用IPS液晶パネル(IPSαパネル)を開発したと発表。2008年中に量産を開始する。

今回開発したフルHD用IPSαパネルは、液晶コントローラー及びパネル特性の新技術を搭載することで、120Hzの動画性能にも対応。また、IPSαパネルの高透過率設計により、高精細化に伴い増加するバックライトの消費電力を従来のハイビジョンパネルとほぼ同等レベルに抑え、低消費電力を実現しているという。

視野角は上下左右178度を実現。また、フルHDの120Hz対応技術として、業界で初めて12チャンネル低電圧差動伝送方式機能を内蔵した液晶コントローラーを開発。120Hzの映像の入力が可能となっており、動画応答速度で8ms台に対応しているという。また液晶パネルは、パネル部材の散乱を低減することにより、正面コントラスト比を従来品に比べて20%改善しているという。

なお同社は、10月24日からパシフィコ横浜で開催される「FPD International 2007」に本パネルを展示する予定だ。

(Phile-web編集部)

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