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「KURO」大阪イベント報告 − やはり「KURO」は凄かった!

公開日 2007/09/05 11:01
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漆黒の映像と高品位音声が体験出来る「リビングシアターエリア」

リビングシアター体験コーナー受付には長蛇の列が出来た
東京・六本木ミッドタウンに引き続き、9/1(土)、9/2(日)の両日、大阪・ハービスホールにパイオニアの最新プラズマテレビ「KURO」がお目見えした。

「PIONEER PREMIER FESTA'07」で、これまでの薄型ディスプレイの常識を根本から覆す完成度の高さ、圧倒的なクオリティを持つPDP-6010HD、PDP-5010HDを間近で観ることが出来た幸運な来場者は、一様にその質の高さに驚きの声を上げていた。コントラスト20,000対1というスペックが実現する漆黒の黒表現は、かつてのブラウン管を凌ぐほどの出来映えと言ってもいい、という意見も聞かれた。

今回のイベントは、より映画好きなAVファン、ファミリー層を惹き付けるだけの仕掛けが為されている。一般的な電気店の展示環境では分かりにくいパイオニア製品の良さを「ダイレクト・コミュニケーション」方式で来場者に直接アピール。最も映画再生に相応しい照明環境下で、シアターシステムとともに最新映画ディスクを再生し、「KURO」の魅力を訴求していた。

大阪会場では、土日ということもあってか、AVファンだけでなく、家族連れも数多く見受けられた。大阪駅から徒歩10分という立地条件の良さ、そして好天気にも恵まれ、午前11時の開場時間には既に「リビングシアターエリア」受付には行列が出来るほどだった。セミナー、展示スペースの運営にはパイオニア大阪営業所のスタッフが多数参加。この秋の同社最大の商材と言える「KURO」の魅力を来場者に積極的にアピールしていた。

本イベントの目玉と言えるAV評論家各氏によるセミナーだが、1日、2日には貝山知弘氏と麻倉怜士氏が来阪。それぞれ2回ずつの講演を行った。向かって正面中央にPDP-6010HDを2台配置。会場のどの視聴位置からでも画質の良さが確認できる配慮が為されていた。また最新プレーヤーBDP-LX80の他、スピーカーシステムには同社が誇る「EXシリーズ」を用意。プラズマ、プレーヤー、アンプ、スピーカーといった、高品位なハイビジョン映像・サウンドシステムを全て自社内で備えることが出来る、パイオニアならではの強みが十分来場者に伝わったようだ。

AV評論家セミナー会場にはPDP-6010HDを正面に2台配置

真剣な眼差しでPDP-6010HDの画を確認する大阪会場の来場者(AV評論家セミナー会場にて)

AVレビュー誌でも活躍する貝山知弘氏の講演には、立ち見席を含め60名以上が参加(9/1第1回公演)。映画プロデューサーという肩書きを活かした、プロフェッショナルな観点からの講演を展開。貝山氏は「黒が持っている潜在能力をあまねく映し出したい、というパイオニアの思想に共感した」とコメント。『ドリーム・ガールズ』『フォーン・ブース』『ティム・バートンのコープス・ブライド』といった最新BDソフトを再生し、「KURO」の実力を検証した。

大阪会場にて講演中の貝山知弘氏。映画プロデューサーならではのトークに、来場者はすっかり魅了されていた

ハービスホールには家庭のリビング環境・空間を再現した環境でシアターを堪能出来る「リビングシアターエリア」や過去の製品との進化点がすぐに分かる「画質体感エリア」も用意されていた。「リビングシアターエリア」ではPDP-6010HD、PDP-5010HDをそれぞれ中心としたシステムが合計4ブースに用意されていた。送り出し機はもちろんBDP-LX80、BDP-LX70だ。

リビングシアターエリアROOM1。PDP-6010HD及びBDP-LX80等を配置

リビングシアターエリアROOM2。PDP-5010HD及びBDP-LX80等を配置


リビングシアターエリアROOM3。PDP-5010HD及びBDP-LX80等を配置

リビングシアターエリアROOM4。PDP-5010HD及びBDP-LX80等を配置

本イベントは、今後、名古屋(8、9日)、仙台(8、9日)、つくば(15、16日)等で開催され、11月3日、4日の郡山会場でフィナーレを迎える。詳しい日程と参加申し込みはPhile-web特設ページまで。

(月刊AVレビュー編集部)

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