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< IFA2007レポート:オーディオテクニカ>欧州市場で民生用ヘッドホンビジネスを本格化

公開日 2007/09/01 12:47
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オーディオテクニカのコンシューマー向け商品は日本国内市場を主体に展開されてきたが、数年前からヘッドホンを中心に本格的な海外展開を進めてきた。アジア・オセアニア地区での展開を皮切りに、本年2月にはノイズキャンセリングタイプの「ATH-ANC7」を世界同時発売。そして、今回のIFAに初出展。ゼンハイザー、ベイヤー、AKGなどのが大きなシェアを持っている欧州のヘッドホン市場への本格攻勢を開始した。

多彩な商品群をテーマ別にカテゴリー展示

今回のIFAでは、「ポータブル・ノイズ・キャンセリング」、「ポータブル・イヤフォン」、「ポータブル・クリップオン」、「ポータブル・ヘッドバンド」、「ポータブル・シティー・スタイル」、「ナチュラル・コレクション」、「ハイファイ・オープンバック」、「ハイファイ・クローズドバック」、「ホームミュージシャンズ」、「マルチメディア・コミュニケーションズ」という10種類のカテゴリーに分けて、既に日本市場で展開している幅広い商品群を一斉に展示。欧州市場に対して、オーディオテクニカブランドと商品群を強力にアピールしている。


オーディオテクニカ 欧州民生商品事業開発マネージャー Simon Hedges氏
欧州市場での同社の民生商品事業開発マネージャー、Simon Hedges氏は、「オーディオテクニカでは、高音質と高品質を武器に中高級品の市場でポジションを作り上げていきます。7月に発売したノイズキャンセリングタイプのATH-ANC7は、単にノイズに対するキャンセル効果の高さに加えて、音質面でも高い評価を受けており、期待どおりのペースで出荷が進んでいます」と、市場の反応についての自信を見せる。

同社では販売チャネルの整備を急ぐ一方で、本年3月にEU地域を対象とした直販サイト「atheadphone.com」を立ち上げるなど欧州市場への取り組みを一気に加速。欧州市場での今後の活躍が期待される。

(Phile-web/Senka21・新保)

[IFA2007REPORT]

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