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ヤマダ電機「LABI池袋」が本日オープン − 開店前から長蛇の列

公開日 2007/07/13 13:26
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ビックカメラ(左)とLABI池袋店が並ぶ
本日10時、ヤマダ電機LABI池袋店がオープンした。東京都心部に出店する都市型店舗としては同社として初の店舗で、しかもビックカメラ池袋本店の2軒隣に出店するという挑戦的な立地。熾烈な顧客獲得競争が予想される2店舗の戦いの火ぶたがついに切って落とされた。

開店一時間前の朝9時の時点で、すでに同店正面入り口から豊島区役所方面まで長蛇の列ができていた。同店前の道は人通りも多く車の往来も激しいため、警備員を配置し待機客の整理にあたるなど、混乱を防ぐ処置が行われていた。

開店1時間前には既に長蛇の列ができていた

列の一番先頭に並んでいた品川区の男性は、今朝5時から並んだとのこと。「目的は先着限定のノートパソコンを購入すること。両店舗の競争によって価格が安くなることを期待している」という。

開店に先立って行われたオープニングセレモニーには、ヤマダ電機(株)代表取締役社長兼CEO 山田昇氏のほか、同社のイメージキャラクターを務め、CMにも出演している俳優の高嶋政伸さんも出席。それぞれ挨拶を行った。

ヤマダ電機(株)山田昇氏

高嶋政伸さん

「ヤマダ電機はお客様第一主義。『サービス重視、親切接客、アフターサービスの充実』をもとに、魅力ある商品を用意しお客様の幸せに貢献したいと考えている。LABI池袋店にぜひ期待して頂きたい」(山田氏)

「僕にとって池袋はとてもお世話になったところ。LABI池袋店の店内を見たが、清潔であたたかみがあり、素晴らしい店舗だなと感じた。気持ちよく買い物をして欲しい」(高嶋政伸さん)

続いてCEOの山田氏、高嶋政伸さんのほか、豊島副区長の水島正彦氏、来店者第一号となる品川区の男性などによってテープカットが行われ、10時の開店を迎えた。

テープカットの模様

開店した店内に入る来店者第一号の男性

混乱を防ぐため、当初は入店人数を制限しながらの開店となった。各フロアは日替わりの限定特価品を求める消費者でかなり混雑しており、特に2階の液晶テレビフロア、3階のパソコンフロアなどは、歩くのに苦労するほどの盛況ぶりだった。

開店直後の店内(1階)の様子

3階のパソコンフロアは、広くとったという通路も人で埋め尽くされる程の盛況ぶり

本日同店を訪れた板橋区の男性は「限定特価品のノートパソコンが購入できたのでよかった。しかしチラシを見ても値段はさして安くはないように思う。ビックカメラと立地が近いため、お互いが牽制しあっているのかなと感じた」と語っていた。

■ビックカメラも対抗セールを実施
なお、LABI池袋店開店に対抗するようにビックカメラもセールを実施している。池袋駅方面から来る客にチラシを配布するなど、LABI池袋店を意識している様子が感じられた。

ビックカメラの前には30人程度の行列ができていた。並んでいた男性は「今日は会社を休んできた。最初はヤマダ電機のセールに並ぶつもりだったが、あまりの人の多さに諦めてしまい、こちらに並ぶことにした。今日は液晶テレビを買うつもり」と語っていた。

ビックカメラも対抗セールを実施している

ビックカメラ前にできた行列(午前9時撮影)

LABI池袋店の価格を元に値引き交渉をする人も

ビックカメラの店内では、LABI池袋店の価格を元に値引き交渉をする人の姿も早速見受けられた。

(Phile-web編集部)

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