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北米でHD DVDプレーヤーが好調 − 売上比率は次世代HD機の60%

2007/06/14
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北米HD DVDプロモーショングループは現地時間11日、北米地域で行ったHD DVDプレーヤーの売上げ調査の結果を公表し、5月に次世代HD再生機の売り上げの60%をHD DVDプレーヤーが占めたことを明らかにした。

同時にHD DVDソフトについても、5月に過去最高の売上げ記録を残し、最終週だけで75,000枚の売り上げを達成したことも伝えられている。

BDを含む次世代ディスクの売上げについても520万ドルを記録し、過去最高記録の31%増となる数値が記録された。また現在HD DVDプレーヤーの総売上げ台数は15万台に達し、プレーヤー1台あたりに売れているソフトの数もBlu-rayに対して4対1の割合であるという数値も示されている。

同グループは、これらの結果から北米ユーザーの間でHDコンテンツを希求する傾向が強まっていることがわかるとしている。また今回のHD DVDの成長は米Toshiba社が行ったプレーヤーの値下げ戦略等、プロモーション活動による成果であり、「コンシューマーがハードウェアの購入において重視しているのは価格であることを裏付けたものである」と北米HD DVDプロモーショングループのチェアマン、Craig Kornblau氏はコメントしている。また「今回の売上げ増を達成した要因として、HD DVDが製造やオーサリングコストにおける優位を備えていることが挙げられる」としている。

(Phile-web編集部)

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