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シャープ、中小型AV機器向けの液晶ビデオインターフェースICを開発

2007/01/30
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ICIR3Y63M
シャープ(株)は、液晶パネル用電源回路を内蔵した中小型AV機器向けの液晶ビデオインターフェース「ICIR3Y63M」を開発したことを発表した。

本製品ではデジタル信号処理による高機能化が図られ、周辺部品を従来の約2分の1へと大幅に削減している。また、信号処理をアナログからデジタルへ変更し、ノイズ干渉を抑制する独自技術により、従来の部品で実現していた液晶パネル用電源機能の内蔵化が実現された。加えてオンスクリーンディスプレイやタイミングコントロール、VCOMのドライブ機能までをワンチップ化したことにより、周辺部品の大幅削減を可能にしている。

同社はこれをポータブルDVDプレーヤーやカーナビゲーション、車載カメラなど携帯AV機器や車載機器の市場へ訴求していく考えだ。サンプル出荷価格は税込で500円。2月28日より量産が開始される予定だ。

【問い合わせ先】
シャープ(株)
電子部品事業本部 オプトアナログデバイス事業部 
企画部 TEL/0745-65-1161(代)

(Phile-web編集部)

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