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Senka21「2007業界展望」メーカーアンケート − 三菱電機編

公開日 2007/01/10 15:01
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従来なかったユーザー本意の新提案を採り入れることで新たな市場を創造する


三菱電機(株)京都製作所 AV営業統轄部 部長 吉田泰弘氏


−市場を取り巻く環境が日々、激しく変化していく中で、迎えた2007年は、ユーザーのライフスタイルやその消費行動、価値観において、どのような変化があると考えるか。

2007年にはユーザーのライフスタイルやその消費行動、価値観は、ほしいと思うものに集中的に投資する「選択的消費」の傾向が益々強まり、ユーザーから見て従来以上に価値ある商品が求められる傾向が強くなるものと想定している。

価値ある商品とは、デジタル・AVの分野では、今まで無かった機能やできなかったことができ、より便利な機能、優れた性能など、ユーザーの「買って良かった」とのご満足が高くなる商品であると考える。価格優先の消費と、価格は少し高くても、満足できる価値を優先に求められるユーザーとに「二極分化」する可能性が高いと予測している。

−2007年の御社の事業展開の中心となる商品ジャンル、そこでの需要喚起、市場創造へ向けての取り組みについて、どのような提案・展開を行っていくか。

液晶テレビ「REAL」、DVD「楽レコ」、ホームシアター「フルハイビジョンホームシアター LVP-HC5000」の、3つの柱が当社の中心となる商品ジャンルである。それぞれの特長としては、液晶テレビは、薄型テレビを中心としたリビングの生活スタイルを変えるどこからも見やすい「オートターン」、お子様やご年配の方に配慮した目に優しい「家庭画質モード」、聞き取りやすい音質に配慮した「ダイヤトーンスピーカー」など。DVDレコーダーは、スポーツ番組の盛り上がり部分を凝縮して見ていただける「ハイライト再生」、本編に集中して短時間で見ていただける「オートカットi」、ハイビジョン番組でもわずかな時間でDVDにダビングできる「スマートダビング」など。ホームシアターでは、手の届く価格帯で実現したクラスを超える高画質、お客様が映画に集中できる「超静音19db」など。いずれも、一つ一つの商品に従来には無かった提案を採り入れたものであり、ユーザーの皆様に喜んでいただくことで新たな市場創造に向って参りたいと考えている。

(Senka21編集部)

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