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折原一也氏がBDレコーダー「BDZ-V9」をゲット! − 購入後1週間・導入ドキュメント

2006/12/15
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12月8日、BDZ-V9が発売日当日に筆者宅に到着した。待望のBDを使ったハイビジョンアーカイブ環境がようやく我が家にも揃ったことになる。今回は購入してから1週間後の簡単な導入レポートをご報告しよう。

■BDZ-V9が到着した!まずは高級感溢れる外観を堪能した

今回購入した「BDZ-V9」は、500GBのHDDを内蔵したBDレコーダーだ。対応するBDのディスクは1層25GBのBD-R/BD-REのみで2層に対応していないのが欠点だが、今までソニーのレコーダーを使った経験から、今回筆者は使い勝手を重視して本機を選択した。本体は電動で開閉するブルーの前面パネルといい、高級感溢れる仕様だ。

箱から取り出したBDZ-V9。重量は約9.6kgもありレコーダーには珍しい重量級だ

重さの一員となっているのが厚さ3.5mmのアルミ天板だ。手で叩いてもゴツゴトと硬く、共振が抑えられている

リモコンのデザインはスゴ録と共通で、スティック操作は使いやすい

セットアップはB-CASカードを挿入して、各種ケーブルを接続して行う。電源ケーブルも極太OFCケーブルでレコーダーにしては太めのものが付属する。セットアップは初回接続時に「かんたん設定」が起動して、チャンネルなどの関連を一手に済ませられる。今回は基本的な設定のほか、視聴するチャンネル関連の設定と、無料で使える携帯電話予約のセットアップもまとめて行った。

初回起動時の「かんたん設定」。これはPSPに録画番組を高速転送できるようにするかどうかの設定だ。筆者はPSPも所有しているので、もちろんオンだ

これは初期設定ではなく「放送受信設定」の「BSデジタルチャンネル設定」。ここで視聴しない局を「選局しない」にしておくと、ジャンル検索にもかからないので便利


インターネットを携帯電話からの予約を無料で使えるのも隠れた魅力。対応機器はドコモFOMAの902iシリーズ以降などの「Gガイドリモコン」対応機種だ

携帯電話の登録はセットアップ画面を表示して赤外線で直接パスワードを飛ばす。対応機器を使っていれば登録は簡単だ
■“録画ファンのためのレコーダー”としての完成度は抜群だ

BDZ-V9の使い勝手は、DVDレコーダー「スゴ録」シリーズの洗練された操作性をそのまま受け継いでいる。PS3と同じXMB(クロスメディバー)を使った操作はレスポンスが速く、録画予約の流れも分かりやすい。また番組検索が「瞬間番組検索」で、一週間の映画をまとめて予約するような使い方ができるのも気に入ったポイントだ。発売まで長い道のりだっただけに、レコーダーとしては最初から高い完成度で登場したという印象だ。

XMBを使った操作画面はスタイリッシュで快適

「瞬間番組検索」による一瞬の表示も使いやすい

現在、大量のBD-Rを購入してアーカイブに活用している真っ最中だ

BD-ROMの再生は、ディスクを認識してから再生のスタートまで約1分かかるのが、やや気がかりな点だ。詳しい画質のレポートは、以前にご報告した通りだが、PS3と比べても精細感のしっかりと出ており、高品位なBDプレイヤーとしても活用できるだろう。

次回はPhile-web読者の皆様から寄せていただいた、質問・リクエストにお答えしていこう。

(レポート 折原一也

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