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NHK、大晦日に紅白歌合戦のスーパーハイビジョン・パブリックビューイングを実施

2006/12/07
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NHKは、日本電信電話(株)、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)と共同で、IP光伝送による「紅白歌合戦」のスーパーハイビジョン・パブリックビューイングの公開実験を行う。概要は以下のとおり。

■日時:12月31日
 開場:18:30
 放送開始:19:20
 放送終了:23:45
■会場:大阪放送局 T2スタジオ
■定員:100名
■入場料:無料
■申込方法:郵便往復はがきに郵便番号/住所/名前(往信用はがきには電話番号も銘記)を記入してNHK大阪放送局に送付
■宛先:〒540-501 NHK大阪放送局「スーパーハイビジョン紅白」係
■申込〆切:12月15日必着

スーパーハイビジョンは、NHKが開発している将来のテレビシステム。走査線数4320本、毎秒60フレームの映像と、22.2マルチチャンネル音響で構成されている。

映像で約24Gbps、音響で約28Mbpsというスーパーハイビジョンの大容量信号を圧縮し、IP回線を使用して長距離伝送を行うのは世界初の試みとなる。

パブリックビューイングに先立って12月3日、4日に実施したスーパーハイビジョン生中継IP光伝送実証実験は見事成功したという。

NHKはこのパブリックビューイングについて「走査線数4320本の映像、22.2チャンネルの音響で、まるで渋谷のNHKホールの特等席にいるかのような臨場感を楽しんで頂けるだろう。今後、この成果を用いて、スーパーハイビジョンを多くの人に体験してもらえる機会をつくっていきたい。さらに高度な技術開発をすすめ、家庭へのスーパーハイビジョン放送の実現を目指す」とコメントしている。

【問い合わせ先】
NHK大阪放送局
TEL/06-6941-0431

(Phile-web編集部)

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