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[CEDIA EXPO 2006レポート]JVCは別会場でD-ILAを大々的に展示

公開日 2006/09/16 22:07
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北米では日本ビクターのD-ILA方式プロジェクターの評価に非常に高いものがある。とりわけCEDIAの構成メンバーであるカスタムインストーラーの信頼厚く、筆者も実際に彼らからエンドユーザーの豪華なホームシアターに案内され、D-ILAが巧みに隠蔽設置された実例を見たことがある。

そうした支持を背景に、JVCはメイン会場でのAV製品展示ブースとは別に、コンベンションセンターに隣接する“パフォーミングアーツセンター”内でプライベートショーを行った。既報のDLA-HD10kの下位機種新製品の他、マランツ同様ここでもDLA-HD10kにアナモフィックレンズを装着して、シネスコ対応を歌っているのには驚いた。映画好きの市場を反映した新提案というばかりでなくおそらくレンズをコンバートするモーターライズの機構の売り込みが各社にあったのだろう。

アナモフィックレンズを装着したDLA-HD10k

HR-1080PRO

D-ILAのデモは毎回大掛かりで熱が入っているが、今回も市中の映画館の大きさのある施設内の劇場にDLA-HD10kとHQVプロセッサーとのコンビネーション、もう一つはDLA-HD2kを設置、大スクリーンに『リディック』などをハイビジョン投射し、高画質をアピールしていた。なお、HQVプロセッサー“HR-1080PRO”ビデオプロセッサー(レアルタの方)は実際にHD10kとコンビネーションで発売されるもようだ。

(大橋伸太郎)

[CEDIA2006REPORT]

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