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<IFA2006レポート:シャープ(2)>BDプレーヤーもタイプの異なる2モデルを展示

公開日 2006/09/02 15:12
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■2.1chホームシアタシステムタイプのBDプレーヤーが登場

シャープのブースでは単体モデルの「DV-BP1」と、ホームシアターシステムとして展開される「BD-MPC10」の、2機種のBDプレーヤーが展示された。


BDプレーヤー「DV-BP1」

ホームシアターシステム「BD-MPC10」のプレーヤー部
いずれのモデルも今回は試作機として展示された。欧州市場への導入時期については、デジタル放送の普及やテレビ録画文化の定着の度合いを図りながら決定される見込み。単体モデル「DV-BP1」の予価は1,000ユーロ。


2.1chホームシアターシステム「BD-MPC10」

円筒型の2本のスピーカー

KEFとの共同開発によるサブウーファーを組み合わせる
「BD-MPC10」は、BD再生に対応するプレーヤー部のほか、円筒型の2本のスピーカーとKEFとのコラボレーションによるサブウーファーにより構成される2.1chホームシアタシステム。導入時期についてはまだ確定されていないが、3,200から4,000ユーロでの価格設定が見込まれている。

その他、録画機の展示としてHDD+DVDレコーダー「DV-ACW38」を使った、AQUOSファミリンクの連携機能を紹介するコーナーも設けられた。展示説明員によれば今回は欧州における同機能のニーズがあるかどうかを調査する機会であるとのこと。

■AQUOSケータイが欧州に上陸

日本でもAQUOSケータイの愛称で親しまれる「905SH」も展示された。欧州では現在のところモバイル機器向けのデジタル放送サービスがまだ始まっていないため、今回のデモ映像は地上テレビ放送ソースによって行われたが、DVBHと呼ばれるモバイルホン向けテレビ放送が1年以内に開始される予定であるという。展示コーナーにはデモ機を手に取って確かめる若年層を中心とした来場者が多数訪れていた。


デジタル放送の視聴に対応するAQUOSケータイは欧州でもブレイクの予感

PDA機能付き音声通話端末「sidekick 3」
モバイル関連の新製品としては、日本でも話題の「W-ZERO3」の最新機種「WS007SH」の他に、シャープが開発をサポートし、米T-Mobile USA社より製品として発売されるPDA機能付き音声通話端末「sidekick 3」が紹介されている。

(Phile-web編集部・山本)

[IFA2006REPORT]

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