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新規ビデオ・オン・デマンドサービス「CQBB」の詳細が発表に

2006/07/27
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CQBBのロゴマーク

握手をする3社社長 左から福岡氏、高桑氏、浅野氏
(株)チャイナクイックインキュベイト、(株)アライヴ コミュニティ、(株)エンタウェイブの三社は、新規ビデオ・オン・デマンド(VOD)サービス「CQBB(チャイナクイック・ビービー)」を三社合同で開始することを発表し、サービスの詳細を説明する記者会見を本日行った。

「CQBB」は、エンタウェイブが提供している「GEO@チャンネル」を、チャイナクイックユーザー向けにカスタマイズしたサービス。5,000以上のタイトルをラインナップし、観たいときに観たい作品を借りられ、返却の手間や延滞料金などが発生しないレンタルビデオサービスや、動画によるネットショッピング、チャイナクイックによる料理番組やデリバリーサービスの紹介、アライヴコミュニティによる「住まいの主治医ワンポイントアドバイス」などのコンテンツから成り立っている。

CQBB専用チューナー

リモコン操作で簡単にコンテンツにアクセスすることができる

今回の提携により、アライヴ コミュニティは、主にマンションディベロッパーや管理会社を中心とした提携会社の物件の顧客に、また、チャイナクイックインキュベイトは、中華料理のデリバリーサービスのユーザーや、不動産事業で開発した顧客に対しCQBBを販売していく。これを通してエンタウェイブのVODサービス普及を目指すとともに、今後さらに様々な会社とも提携を結び、新たなサービスを提供していくという。

各社社長は会見で以下のように述べた。


(株)チャイナクイックインキュベイト 代表取締役社長 高桑雅彦氏

(株)アライヴ コミュニティ 代表取締役社長 福岡浩二氏

(株)エンタウェイブ 代表取締役社長 浅野真一氏
(株)チャイナクイックインキュベイト 代表取締役社長 高桑雅彦氏
「弊社は主に中華料理のデリバリーサービスを行ってきた。お客様にデリバリーに関するアンケートをとった結果必ず出てくるのは、レンタルビデオのデリバリーのニーズの高さだ。CQBBでこのニーズをカバーできると考えている。また、高齢化社会においては、パソコンよりも手軽なテレビと直結したVODが必要とされるのではないだろうか。CQBBに加入すれば、お使いのテレビから8秒でCQBBのトップページに飛ぶことができる。3社が持っている力をフルに活用すれば、100万世帯導入は必ず実現できると考えている」

(株)アライヴ コミュニティ 代表取締役社長 福岡浩二氏
「以前から高桑社長と、ホームIT、建設とITとを融合できるコンテンツを作りたいと話していた。今回エンタウェイブさんの力を借りてCQBBを実現することができた。新しくてユニークなサービスを、高齢化のすすむ住宅市場に提供していきたい。また、チューナーを通じてユーザーと1to1で繋がれるCQBBはダイレクトな宣伝も可能にする。広告メディアとしての大きな可能性を持っていると考えている」

(株)エンタウェイブ 代表取締役社長 浅野真一氏
「2005年6月よりVODサービス『GEO@チャンネル』を提供している。現在加入者数は約35万件で、これは国内最大級の規模だ。この数年で家庭内のブロードバンドのインフラが整った。生活の延長線上にあるテレビで視聴するVODサービスを提供すれば、老若男女問わず気軽に利用し、楽しめるものになるだろう。多くのお客様にCQBBを利用していただき、お客様の質の高いライフスタイルの実現を目指していきたい」


永井大さん。「実際に触ってみたが操作がとても簡単だった」とコメントした
この日はゲストとしてタレントの永井大さんが登場。永井さんは「仕事が忙しく、なかなかレンタルビデオショップに行くことができない。インターネットもあまり得意でないので、なじみのあるテレビで簡単に利用できるVODサービスはとても便利だと思う。食生活も不規則になりがちで、外食や出来合いのお弁当を食べることが多い。栄養のバランスがとれた食事をネット上で注文し、デリバリーしてもらえるのはありがたいこと」とコメント。CQBBの利便性をアピールした。

(Phile-web編集部)

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