〜HDMIケーブル スクランブルテスト2006〜 ワイヤーワールド「SHH5-2」編

2006年05月25日
「HDMIケーブル スクランブルテスト2006」の第15回目は、ワイヤーワールド製HDMIケーブル「Starlight(スターライト) SHH5-2」(3m)をレポート致します。

ワイヤーワールドは、ピュアオーディオ〜ホームシアター用のアナログ・デジタルケーブル製品を扱う専門メーカー。「伝送ロスをゼロに」をスローガンに、高クオリティな製品を開発・発売してきた歴史を持ちます。上級クラスになればなるほど、決して気軽に購入できる価格ではありませんが、その品質はユーザーから高い支持を得ています。
メーカー最多のラインナップ数と奇抜なフラット構造を取り入れたワイヤーワールドのHDMIシリーズ。ケーブルをフラットにすることで、折曲げ時に発生しがちな信号ロス(クロストークやタイミングエラー)にも強い構造を生み出しています。ワイヤーワールドの3モデル目の紹介は、ハイエンドクラスの「スターライト」です。
鮮やかな朱色の被覆とダイキャスト亜鉛仕様の端子カバーで構成されたスターライトは、1m・2m・3m・5m・7m・9m・12m・15m、そして20mという計9種類が用意されています。導体は6N純度のシルバークラッドOFC無酸素銅。端子部は金メッキコーティングを施した、シルバークラッド高純度銀ターミナルになっています。なお、スターライトシリーズは12mまで1080p伝送が可能です。

※ワイヤーワールドのHDMIケーブルは、全ラインナップがフラットタイプのケーブルに切り替わりました。
2006年4月号のAVREVIEWにはフラットタイプに切り替わる前の「SHH」が掲載されていますが、フラットモデルタイプである「SHH5-2」と製品の基本内容は変わりません。(TEXT.AVREVIEW編集部)

フラット構造になったワイヤーワールドのハイエンドHDMIケーブル「SHH5-2」

●あらゆる面でずば抜けた表現力 格別の違いを見せつける高級ケーブル

今年の1月に、この上のフラグシップモデル「SSH」(シルバースターライト)が登場するまでは、同社ケーブルの頂点に君臨していたモデルだ。文句の無い出来映えと言えるが、「SSH」と比べると色艶の表現性が一歩及ばないようだ。「SSH」が最新ということもあろうが、だてにフラグシップを塗り替えた訳ではないらしい。
とはいえ、SDソースを1080pにしても格別の違いが表れる。立体感、奥行き感、色合い、色の濃さ、それにダイナミックさなど、あらゆる面でずば抜けた表現力を備えている。正直ここまで来ると、表示機(今回の場合はプロジェクター)の想定範囲を越えてしまっている印象で、画質調整をケーブルに合わせて行う必要性が生まれる。明るさが勝り過ぎて色が弱く感じられるのだ。
HDソースもその傾向にある。少し明るさを抑えるよう画質調整し直すと、より美しい映像が楽しめる。表示機に液晶プロジェクターを使ったせいもあろうが、光の強弱の加減で少し抑えたいところだ。(TEXT.村瀬孝矢)


注:「月刊AVREVIEW 2006年4月号」掲載の記事(106p)を一部加筆・修正したものです。
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  • ブランドWIREWORLD
  • 型番SHH5-2
  • 価格¥63,000(3m)
【SPEC】
●ラインナップ:¥44,100(1m)、¥53,550(2m)、¥63,000(3m)、¥81,900(5m)、¥100,800(7m)、¥119,700(9m)、¥148,050(12m)、¥176,400(15m)、¥223,650(20m) ●導体:シルバークラッドOFC(無酸素銅)線 トリプルシールド ●プラグ部:金メッキ処理 シルバークラッド高純度銀ターミナル ●問い合わせ先:(株)ナスペック TEL:03-5313-3831(東京営業所)/TEL:058-240-0435(業務センター)

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