〜HDMIケーブル スクランブルテスト2006〜 ワイヤーワールド「UHH5-2」編

2006年04月28日
「HDMIケーブル スクランブルテスト2006」の第10回目は、ワイヤーワールド製HDMIケーブル「Ultraviolet(ウルトラバイオレット) UHH5-2」(3m)をレポート致します。

ワイヤーワールドは、ピュアオーディオ〜ホームシアター用のアナログ・デジタルケーブル製品を扱う専門メーカー。「伝送ロスをゼロに」をスローガンに、高クオリティな製品を開発・発売してきた歴史を持ちます。上級クラスになればなるほど、決して気軽に購入できる価格ではありませんが、その品質はユーザーから高い支持を得ています。
さて、メーカー最多のラインナップ数と奇抜なフラット構造を取り入れたワイヤーワールドのHDMIシリーズから、今回はラインナップの中ではミドルに位置する「ウルトラバイオレット」を紹介します。
紫の被覆とダイキャスト亜鉛コネクターが特徴のウルトラバイオレットは、1m・2m・3m・5m・7m・9m・12m・15m、計8種類をラインナップ。導体には高品質銀メッキOFCとWavesquareデジタル・ジッター・リダクション・テクノロジーが使われています。なお、9mまでは1080pにも対応しています。

※ワイヤーワールドのHDMIケーブルは、全ラインナップがフラットタイプのケーブルに切り替わりました。
2006年4月号のAVREVIEWにはフラットタイプに切り替わる前の「UHH」が掲載されていますが、フラットモデルタイプである「UHH5-2」と製品の内容・価格は変わりません。(TEXT.AVREVIEW編集部)


UHH5-2
●HDとも相性の良いパワフルな画 ハイクラスの模範となるモデル

ワイヤーワールドの持ち味である力強い表現力を引き継ぎながらも、価格差に見合った画質をラインナップの中で上手く表現できている。
SD、HDソースに共通して言えることだが、映像の力強さは圧倒的で、ダイナミックな表現力では同社に及ぶところはないと思う。ラインナップ間で比べてみると、その差は「色」に現れている。色がわずかに浅いようだ。光の強さが際立ってしまってバランスが悪い。加えて、あともう少しエッジ部分にきめ細やかさが欲しい。
HDソースも前述した通り、ダイナミックな画作り。まさにパワフルさの代名詞的まとまり、とでも言おうか。精緻さのあるハイビジョンだから、パワーに振っても嫌味にならない。むしろ、その方が好ましいと分かっての画作りかもしれない。奥行きやダイナミック感、それに光の抜けのよさが現れ「価格に相応しい品質とは?」の模範回答を示しているかのよう。残るは微妙な光の具合を調整するかどうかだろう。(TEXT.村瀬孝矢)


注:「月刊AVREVIEW 2006年4月号」掲載の記事(105p)を一部加筆・修正したものです。
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  • ブランドWIREWORLD
  • 型番UHH5-2
  • 価格¥46,200(3m)
【SPEC】
●ラインナップ:¥33,600(1m)、¥39,900(2m)、¥46,200(3m)、¥58,800(5m)、¥71,400(7m)、¥84,000(9m)、¥102,900(12m)、¥121,800(15m) ●導体:高純度銀メッキOFC(無酸素銅)線 トリプルシールド ●プラグ部:金メッキ処理 ●その他フィーチャー:Wavesquareデジタル・ジッター・リダクション・テクノロジー採用 ●問い合わせ先:(株)ナスペック TEL:03-5313-3831(東京営業所)/058-240-0435(業務センター)

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