〜HDMIケーブル スクランブルテスト2006〜 モンスターケーブル「HDMI 400」編

2006年04月27日
「HDMIケーブル スクランブルテスト2006」の第9回目は、モンスターケーブル製HDMIケーブル「HDMI 400」(2m)をレポート致します。

各国のホームシアターユーザーや本場ハリウッドの映画製作現場で活躍する、モンスターケーブル。特に内部の導体構造や絶縁体に力を入れており、その品質と共に高い評価を受けているブランドです。黒い編み目の被膜「デュラフレックス・ジャケット」も特徴の1つです。
今回は、2つのラインナップを設けるHDMIシリーズの中から、"400シリーズ"を紹介します。
「HDMI 400」には、多重巻上げ導体に高密度銅編線を用いたトリプルシールド構造が採用され、ニトロゲンガスを注入した絶縁体が使われています。メートル幅は1m・2m・4m・6m・10m・15mの全6種類で、1m・2mといった短尺ケーブルから、HDMIケーブルではまだ珍しい10m・15mといった長尺ケーブルまで用意されています。被覆にメッシュ加工のジャケットを使っているため(10m、15mは非メッシュ加工)、外径は約0.8mmと少し厚め。取り回しにあまり余裕はありませんが、曲げなどにも強いケーブルに仕上がっています。
HDMIケーブルの他に、HDMI-DVIケーブル(「HDMI 400/DVI」)やHDMI→DVI変換アダプター(「VA DVI-HDMI SL」)、DVI→HDMI変換アダプター(「VA HDMI-DVI SL」)などもあります。(TEXT.AVREVIEW編集部)

HDMI 400

●個性は色再現性とダイナミック感 老舗モンスターケーブルの優秀モデル

アメリカを代表するケーブル専業メーカー「モンスターケーブル」社のHDMIケーブル。強固な外部被覆が特徴的なケーブルである。
SDソースは良好で難点は非常に少ない。映像を総合的に表現する立体感も優れており、ロスが少ない。明るさと色のバランスも大変良く、しっかりしたコントラストで表現する。もっともノイズがやや散見された点のみが実に惜しい。
HDソースは色の美しさが印象的。やはりノイズは散見されるものの、それをカバーするのが色再現性とダイナミック感だ。ケーブルの個性を表現しつつも、ウィークポイントを個性で補っているのだ。強いて言えば、エッジの切れ味、画質の切れ味などがあと一歩という印象だ。
優秀なケーブルは伝送ロスが少なく、機器の実力をありのまま引き出すものだ。信号がSDでもHDでも、等しく引き出す性能が求められる。
このケーブルには、その条件を満たすだけの十分なレベルが備わっている。後はノイズ対策をするだけだ。(TEXT.村瀬孝矢)


注:「月刊AVREVIEW 2006年3月号」掲載の記事(117p)を一部加筆・修正したものです。
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  • ブランドMONSTER CABLE
  • 型番HDMI 400
  • 価格¥29,400(2m)
【SPEC】
●ラインナップ(いずれも税込):¥23,100(1m)、¥29,400(2m)、¥36,750(4m)、¥42,000(6m)、¥60,900(10m)、¥73,500(15m) ●導体:高密度銅編線 トリプルシールド ●その他フィーチャー: 多重巻上げ導体、絶縁体にニトロゲンガス注入、外部被覆にデュラフレックス・メッシュ加工ジャケット採用 ●問い合わせ先:オンキヨー(株) コールセンター TEL:050-3161-9555

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