〜HDMIケーブル スクランブルテスト2006〜 ワイヤーワールド「CHH5-2」編

2006年04月21日
「HDMIケーブル スクランブルテスト2006」の第5回目は、ワイヤーワールド製HDMIケーブル「Chroma(クローマ) CHH5-2」(3m)をレポート致します。

ワイヤーワールドは、ピュアオーディオ〜ホームシアター用のアナログ・デジタルケーブル製品を扱う専門メーカー。「伝送ロスをゼロに」をスローガンに、高クオリティな製品を開発・発売してきた歴史を持ちます。上級クラスになればなるほど、決して気軽に購入できる価格ではありませんが、その品質はユーザーから高い支持を得ています。
さて、メーカー最多のラインナップ数と奇抜なフラット構造を取り入れたワイヤーワールドのHDMIシリーズから、今回はエントリークラスに位置づけされている「クローマ」を紹介します。
黄色の被覆が特徴のクローマは、1m・2m・3m・5m・7m・9m、計6つのメートル幅をラインナップ。導体にはOFC(無酸化銅)が使われています。

【お詫びと訂正】記事初出時、メートルラインナップと価格の表記に誤りがございました。お詫びして訂正致します。

※ワイヤーワールドのHDMIケーブルは、全ラインナップがフラットタイプのケーブルに切り替わりました。
2006年4月号のAVREVIEWにはフラットタイプに切り替わる前の「CHH」が掲載されていますが、フラットモデルタイプである「CHH5-2」と製品の内容は変わりません。(TEXT.AVREVIEW編集部)


フラット構造のCHH5-2
●ダイナミックな映像が特徴 WIREWORLDの入門ケーブル

WIREWORLD製のケーブルは、モデル毎の価格差がきちんと性能差として表現されており、その確信犯的なまとめ方にはある意味感心してしまう。
「クローマ」と呼ばれるこのエントリーモデルの画質は、明るさを押し出し、ややダイナミックさに振った映像となる。
SDソースも十分満足のゆく伝送能力を持っているようだが、上のモデルを越えないまとめ方がされているようだ。質感の表現力でその差が顕著に見られる。ノイジーということでもないが、ざらついた雰囲気がやや目立ち気味になる。
HDソース視聴時は、ソースそのものが精緻ということが影響し、粒の大きさもそれほど気にならなかった。それより、画にパワフルな感じが加わり、少し個性的な印象を受ける。
もう少し画素の粒をきめ細やかに出せるよう工夫されれば優れたケーブルに変身しよう(ただそれはクラス上のケーブルに任せるわけだが)。輪郭など顔などのエッジが少し太めに表現されるから、選択は好みで別れるかもしれない。(TEXT.村瀬孝矢)


注:「月刊AVREVIEW 2006年4月号」掲載の記事(103p)を一部加筆・修正したものです。
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  • ブランドWIREWORLD
  • 型番CHH5-2
  • 価格¥23,100(3m)
【SPEC】
●ラインナップ:¥18,900(1m)、¥21,000(2m)、¥23,100(3m)、¥27,300(5m)、¥31,500(7m)、¥35,700(9m) ●導体:OFC(無酸素銅)線 トリプルシールド ●問い合わせ先:株式会社ナスペック TEL:03-5313-3831(東京営業部)/TEL:058-240-0435(業務センター)

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