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TDK、キズ・ヨゴレに強い記録面を実現したベアタイプのBlu-rayディスクを発売

2006/04/12
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TDKのベアタイプBlu-rayディスク

左上)BDD-R25S 右上)BDD-RE25S 左下)BDD-R50S 右下)BDD-RE50S
TDK(株)はベアタイプのBlu-rayディスクを4月19日より順次発売する。同社独自のハードコーティング技術であるDURABIS 2を記録面に採用し、キズやヨゴレに強いディスクを実現している。

今回発売されるのはBD-R(追記型)、BD-RE(書き換え型)の両タイプで、それぞれ1層25GBタイプと、2層50GBタイプをラインナップする。

・BD-R(追記型):BDD-R25S(25GB/片面1層)、BDD-R50S(50GB/片面2層)
・BD-RE(書き換え型):BDD-RE25S(25GB/片面1層)、BDD-RE50S(50GB/片面2層)

1層25GBタイプは4月19日の発売となり、価格はオープンだがBDD-R25Sが2,000円前後、BDD-RE25Sが2,600円前後で販売される見込みだ。2層タイプについては対応機器の市場導入に合わせての発売が予定されている。ともに2倍速記録に対応している。

DVDよりもさらに高密度記録であるBlu-rayディスクでは、記録面のわずかなキズ、ヨゴレが記録/再生に致命的な障害をもたらす場合があり、従来はカートリッジモデルが主流となっていた。同社独自のハードコーティング技術・DURABIS 2を採用したことによって、カートリッジなしでも安心して使えるベアディスクを実現している。また、記録面のカバー層形成にはTDK方式の高精度スピンコートを採用し、ナノレベルの平滑性を獲得させるとともに、安定した記録/再生特性を実現している。

また新製品「BD-R」には、CD-RやDVD-Rの記録膜に一般的に使用されている有機材料と全く異なる無機材料を採用。光の影響を受けにくく、優れた保存性を特長としている。一方「BD-RE」には、新開発の高感度相変化材料を採用し、10,000回に及ぶくり返し記録にも低エラーレートの安定した特性を実現している。

本製品は、同社の長野県佐久市にある千曲川テクノ工場で生産される。本工場は、ブルーレイディスクのマザー工場として位置づけられ、さらなる大容量・高速化に向けた製品の開発・製造を担う最先端拠点となる。

【問い合わせ先】
TDKサービスステーション
TEL/03-5201-7272

(Phile-web編集部)

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