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米Forrester Research社が米国の人気家電・PCブランドの調査結果を公表

2006/04/06
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米Forrester Research社は先頃米国内の消費者4,700人に対して、パソコン・家電関連ブランドの格付け調査を実施し、その概要をホームページで公開した。今回調査対象となった22のブランドについて、米国消費者の格付けが最も高かったブランドはBOSE、DELL、SONY、PANASONIC、HEWLETT-PACKARDであることが明らかにされた。

同社は2003年から2005年に渡って本調査を行ってきたが、PCやHDTV、MP3プレーヤーなどユビキタステクノロジーを軸とした商品の台頭により、価格面の魅力をより強く訴求されたことにより、ブランドに対する消費者の信頼が少しずつ薄らいで来ているという考察を示している。

また同社は今回の調査結果に関する幾つかのハイライトを紹介している。

2003年から2005年までの期間内に消費者からの信頼が増したブランドとして、APPLEとTiVoが挙げられる一方、この期間におけるアップルコンピュータ社の代表的なヒット商品であるデジタルオーディオプレーヤー「iPod」については、同社の「APPLE COMPUTER」ブランドのイメージとは必ずしも結びついておらず、MacintoshPCの販売貢献へとつながっていないのではという見解を述べている。

またBOSEについては現在1,000万人のユーザーを抱えているが、今後1,700万人のユーザーを新たに開拓する可能性を秘めた有望なブランドとして紹介している。

さらに、上記調査期間にて大きな成長を遂げた韓国のブランドである「SAMSUNG」や「LG」については、消費者の信頼度という側面では未だ低いという結果も伝えられている。


(Phile-web編集部)

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