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「ワンセグ」きょう本放送開始 − 6局の女子アナが魅力をアピール

公開日 2006/04/01 18:20
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携帯・移動体向けの地上デジタル放送「ワンセグ」が、本日4月1日から本放送を開始。新宿東口のステーションスクエアで記念イベントが開催された。

地上デジタルテレビは、電波が13の帯域(セグメント)に分割されている。携帯・移動体向け放送はそのうち1つのセグメントを使用するため、「ワンセグメント放送→ワンセグ」という愛称が付けられた。番組の内容は、基本的に通常の地上デジタル放送と同様のサイマル放送。デジタルならではの鮮明な映像のほか、データ放送も大きな特徴だ。

本日放送を開始したのは東京や大阪など29の都府県。残りの地域についても、今年の年末までに順次放送が開始される。

イベントには、「地デジ推進大使」を務めるNHK・民放各局の女子アナが出席。頭にアンテナ状の飾りをつけ、「女子アナもデジアナに変わる」とワンセグ開始をアピールした。

NHKの島津有理子アナは、「『あなたの手のひらにNHK』がキャッチフレーズ。データ放送はワンセグ独自のものを用意し、ニュースや天気予報など様々な情報をお届けします」とコメント。

日本テレビの馬場典子アナは、データ放送にこだわっていることをアピール。「『ズームイン!SUPER』では番組の進行に合わせてどんどん新しいデータに更新し、占いなども用意。また、昨日からセ・リーグが開幕しましたが、野球中継でも豪華なデータ放送をお届けします。ピッチャーとバッターの相性を配信したり、他球場の経過などを提供する予定です。ほかにも『ガキの使い』では『おばちゃん日記』を掲載したり、『鉄腕!DASH』のDASH村を実況中継したり、盛りだくさんの内容を用意しています」。


テレビ朝日の丸川珠代アナ(中央)
テレビ朝日の丸川珠代アナは、「地上デジタルでは、10チャンネルではなく5チャンネルです」と、デジタル放送でリモコンの番号が変わることを強調。また、家庭用の12セグメント放送とワンセグを同時に視聴する「ダブルウィンドウ計画」についても言及。『テレビのチカラ』で、ワンセグのデータ放送を使って犯人の目撃情報を募集するという。ほかにも、『旅の香り』や『七人の弁護士』、『オンタマ』といった番組でデータ放送を活用することをアピールした。

TBSの竹内香苗アナは、「『王様のブランチ』では、番組に関連する情報をほぼリアルタイムでお届けします。ほかにも、『COUNT DOWN TV』ではワンセグだけの情報として、あの『ザ・ベストテン』から最新の情報まで、自由にランキングデータを閲覧できるサービスを用意しています」と説明。

テレビ東京の森本智子アナも、テレ朝と同様、地上デジタルでリモコン番号が変わることをアピール。「テレ東は、ワンセグでは“ラッキーセブン”です」。データ放送も『いい旅夢気分』や『ガイアの夜明け』、『木曜洋画劇場』などで充実した内容を用意しているという。


フジテレビの中村仁美アナ(右)
フジテレビの中村仁美アナは、「この春始まる新たな番組は、すべてワンセグでも見られます。データ放送でも、『めざましテレビ』の人気コーナー『めざましどっち!?』に参加頂けたり、夕方の『スーパーニュース』ではニュースをリアルタイムで更新するなど工夫を凝らしています」とアピールした。

(Phile-web編集部)

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