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LG.Philips LCD、世界最大の100型液晶パネルを開発

公開日 2006/03/09 20:33
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LG.Philips LCDは、世界最大となる100インチTFT液晶パネルを開発したと発表した。

これまで、ソニーとサムスンが出資するS-LCDが82型の液晶パネルを発表していたが、今回の100型液晶パネルはその約1.5倍の大きさを持つ。LG.Philips LCDでは「世界最大のPDPともほぼ同じサイズを実現した」ともアピールしている。現在のところ世界最大のPDPは、今年1月のCESで松下電器が発表した103型。

製造は韓国のパジュ工場で行い、第7世代のガラス基板を用いる。

TFTの内部に銅配線を用いたことなどにより、映像信号を歪ませることなく、100型でHD映像を表示できるとしている。解像度は1920×1080ピクセル。表示速度は5ms以下で、1兆色以上の色再現能力を備えるという。

コントラストは3000対1、色再現範囲は92%を実現。パネルはスーパーIPS技術を基盤に開発し、上下左右で180度の視野角を達成したとしている。

LG.Philips LCD開発センターのエグゼクティブバイスプレジデントであるSang Deog Yeo氏は、「100型の液晶パネルを開発したことで、我々が世界一の大型液晶パネル技術を持つことを再び主張する。100型液晶のような先進技術が、高画質や大画面に対する消費者の要求をさらに加速させるきっかけになるだろう」と述べている。

(Phile-web編集部)

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