HOME > ニュース > オリンパスと松下、フォーサーズシステム規格に準拠したデジタル一眼レフカメラを開発

オリンパスと松下、フォーサーズシステム規格に準拠したデジタル一眼レフカメラを開発

公開日 2006/02/27 17:59
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
オリンパス(株)と松下電器産業(株)は、レンズ交換式デジタル一眼レフカメラシステムの規格「フォーサーズシステム規格」に準拠したデジタル一眼レフカメラを開発、現地時間2月26日から米国フロリダ州オーランド市で開催される世界最大規模の映像機材の国際展示会「PMA 2006」(PMA 2006 International Convention and Trade Show)に展示する。

両社はこれまで、要素技術とキーデバイスの開発を共同で行ってきた。今回、オリンパスは商品化を行った「E-330」を出品、松下電器は同社初となるデジタル一眼レフカメラ「DMC-L1」の開発発表ならびに参考出品を行う。

「フォーサーズシステム(Four Thirds System) 規格」は、デジタル技術の特性を十分に活かすために設計・開発されたデジタル一眼レフカメラシステムの規格。4/3型撮像素子の採用により、高い画質レベルと機動性の高いサイズを両立しているのが特長で、賛同メーカー間のカメラボディと交換レンズを自由に組み合わせて楽しむことが可能だ。

今回両社が共同開発したのは「ミラーボックスユニット」と「Live MOS センサー」。「ミラーボックスユニット」は、一眼レフカメラのクイックリターンミラー、ファインダー、AEセンサーなどを組み合わせたユニット、「Live MOS センサー」は、CCDの高画質特性とCMOSの低消費電力特性を併せ持ち、デジタル一眼レフカメラにおいても、ライブビュー表示を長時間続けられる新開発のセンサーだ。


またオリンパスは本日、同規格に独ライカカメラ社(Leica Camera AG)が新たに賛同したと発表した。オリンパスは「今後も幅広く賛同メーカーを募り、オープンな規格として普及を図っていく」としている。


(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック