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東芝とLG電子、光ディスク特許をクロスライセンス 次世代光ディスクにも影響か

公開日 2006/02/09 11:46
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(株)東芝とLG電子(株)は、両社の持つ光ディスク製品の特許に関するクロスライセンス契約を締結したと発表した。

本契約は、光ディスク、光ディスクドライブ、光ディスクプレーヤー/レコーダーに関する両社が出願した全世界における特許を対象とするもので、東芝は「次世代DVDを含めた光ディスク製品の開発期間の短縮と開発コストの削減を目的としている」と述べている。

また東芝では、「ハイビジョンコンテンツの普及やデータの大容量化などにより、光ディスク製品の市場は大きく伸長しており、デジタル家電においても、光ディスク関連機器の占める役割が大きくなっている。商品開発力を強化し、開発の速度を加速していくために今回の契約締結に至った」と説明している。

LG電子はBlu-ray Disc Association(BDA)の創立時からのメンバー。光ストレージ分野では、同じくBDA陣営である日立製作所との合弁会社(株)日立LGデータストレージでドライブの開発・設計を行い、製品を供給している。HD DVDの普及をねらう東芝とのクロスライセンス契約により、次世代光ディスクの勢力争いにも影響が予想される。

(Phile-web編集部)

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