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<CES 2006 レポート>Audistry搭載の第一弾製品を公開 SHARPの2.1chシステム

公開日 2006/01/07 17:09
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昨日のニュースでお伝えしたとおり、ドルビーの子会社Audistryが始動した。現地時間6日、同社はプレス向けの説明会を開催し、Audistry技術を搭載した新製品を使いデモを行った。


SHARPの新製品2.1chサウンドシステム「SD-SP100」のアンプ・スピーカー部

薄型のサブウーファーがセットになる
新製品として登場したのはSHARPの新製品「SD-SP100」。CES会場のSHARPブースにも展示されている本機は合計200Wの出力を備えた2.1chサウンドシステム。アンプ、デコーダーを内蔵したスピーカー部とサブウーファー部からなる本機は、Dolby Virtual Speaker(DVS)による5.1ch再生と、Audistryによるより手軽なサウンド効果を楽しむことができる。


リモコン左上のグレーの部分に各効果のON/OFFボタンを配置
本機はAudistryの5つの効果のうち「Sound Space for Headphones」以外の4つを搭載。「Natural Bass」や「Intelligent Volume Control」はDVSと組み合わせて使用することも可能だ。

現在Audistry技術をチップセットやソフトウェアに採用し、開発を行っているメーカーは、三洋電機、Freescale、MICRONAS、TI、Analog Devices、OMAP、intel、JRCなど。上記の「SD-SP100」は三洋製のチップを採用しているという。

(Phile-web編集部 伊藤)

[ces2006]

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