HOME > ニュース > 2006年年頭アンケート<メディア編>「日本ビクター」

2006年年頭アンケート<メディア編>「日本ビクター」

公開日 2006/01/05 00:14
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

日本ビクター(株)メディア事業グループ 国内営業部 営業企画部長 津田雅之氏
カムコーダーメディアで勝負!HGもさらに強力に打ち出す

Q1:メディアを取り巻く環境は、激しく変化しています。2006年の記録メディアのビジネスをどのように展望されますか。

多様化する録画機器、映像コンテンツの増加により、映像を記録する機会は飛躍的に拡大すると考えている。また、HDD・半導体メモリーは、我々に新しいビジネスチャンスをもたらしてくれるものと確信している。従って我々は半導体メモリーの商品化も視野に入れながら、お客様それぞれのレコーディング・シーンにマッチしたメディアをタイムリーに供給することで、お客様に最高の満足をいただき、ビジネスを拡大して参りたい。

DVDレコーダーも『地上デジタルチューナー付』が主流となった。ここにおいてはCPRM対応のDVD-RWがその機能をいかんなく発揮するメディアとして位置付けられるだろう。

また、デジタルオーディオプレーヤーの伸長とともに音楽配信が普及し、車載用CDプレーヤーで音楽を楽しむ機会も増えることから、CD-Rの販売数量も安定的な増加を見ることができるだろう。

今年はトリノ五輪、サッカーワールドカップと大きなスポーツイベントが目白押し。これらの追い風に乗って大きく飛躍したい。

Q2:2006年の事業展開の中心として据える商品ジャンルについて、市場創造ならびに付加価値化へ向けてどのような提案・展開をお考えですか。

今年はカムコーダーメディアで勝負する。

「思い出は最高のエンターテインメント」を商品コンセプトに全ての録画機器に対応できる商品ラインナップを用意する。8cmDVDの需要はうなぎのぼりになるだろう。また、DVCもその潜在普及率からまだまだ大きな市場を維持する。HDDカムコーダーには撮影されたコンテンツのムーブに最適なDVD DISCを準備している。

これらカムコーダーメディアの需要喚起策として、『卒業式シーズン』前にユーザーキャンペーンを実施する。

12cm DVDも引き続き力を入れていく。特に昨年モデル数を追加した『DVD-RW HG』 はユーザーの認知度が上がり『安心の日本製、キズ・ホコリに強い』と指名買いが増加。現在当社DVD-RWの25%の構成比を持つヒット商品へと育った。今年も自信を持って市場に送り出していく。

(Senka21編集部 〜 Senka21 1月号掲載メーカーアンケートより)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック