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2006年年頭アンケート<メディア編>「スタート・ラボ」

公開日 2006/01/05 00:11
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(株)スタート・ラボ 取締役 第一営業部部長 木藤正一氏
高度技術要する16倍速で差別化 ラインナップ拡充で市場をリード

Q1:メディアを取り巻く環境は、激しく変化しています。2006年の記録メディアのビジネスをどのように展望されますか。

日本におけるDVDレコーダーの世帯普及率は現在まだ15%と言われており、2007年には30%を超えるとの見通しが出されている。それに伴いDVDメディアの需要も大きく増大し、毎年2倍以上の成長率を遂げて、拡大基調は今後も継続するものと思われる。また、地上デジタル放送の普及もDVDメディアの需要増の後押しをするものと考えられる。

その中でもDVD-Rは、HDD記録した後の保存媒体として最も有効なメディアとして位置付けられることから、顧客要望に合わせ、ユーザーベネフィットを見据えた商品を企画し、需要拡大に努めたいと考える。

Q2:2006年の事業展開の中心として据える商品ジャンルについて、市場創造ならびに付加価値化へ向けてどのような提案・展開をお考えですか。

弊社は-R、即ち追記型光記録メディアの開発者・市場開拓者として、引き続きCD-R、DVD-Rを軸に見据えた商品ライナップの拡充を目指して行きたいと考える。

中でも高度な開発技術・品質管理技術を要する16倍速記録商品を加速させ、16倍速化で先行している記録ドライブに最適化した商品で海外品との差別化を行う。DVDレコーダーも16倍速記録対応商品の比率が上がってきているため、それに対応したDVD-Rもラインナップの拡充を進める。

また、長時間録画の需要が高まってきているため、2層DVD-Rや8cmDVD対応のビデオカメラの普及も視野に入れ、対応メディアもラインナップに加えていきたい。

(Senka21編集部 〜 Senka21 1月号掲載メーカーアンケートより)

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