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2006年年頭アンケート「ヤマハエレクトロニクスマーケティング」

公開日 2006/01/04 00:14
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ヤマハエレクトロニクスマーケティング(株)営業統括部統括部長 永井春夫氏
多様化するニーズに幅広く応えホームシアターを多角的に展開

Q1:業界を取り巻く環境は日々、激しく変化しています。ユーザーの消費行動やライフスタイルは、どのように変化していくとお考えですか。

デジタル放送から高品位次世代ディスク、デジタルオーディオプレーヤーまで様々なデジタルメディアを身近に楽しむお客様が増加する。ホームシアターはもともと、様々なメディアの楽しみが融合した世界であり、本格的なホームシアター時代に入ると言える。

また、薄型TVの普及拡大と相まって、インテリアに気を使いシンプルなライフスタイルを好み、モノがもたらす本質的なベネフィットを重視する顧客層が拡がってくる。

家庭内外のネットワークへの対応が進んで、お客様のオーディオ・ビジュアルの楽しみ方が多様化し、様々なデジタルメディアへの接し方も、それぞれのお客様のライフステージによって多様化してくる。

メーカーとしては変化するお客様の価値観に合わせて、様々な使用シーンに添った多様な商品を提供する必要がある。

Q2:2006年の事業展開の中心として据える商品ジャンルについて、市場創造ならびに付加価値化へ向けてどのような提案・展開をお考えですか。

ヤマハとしては、お客様の生活の様々なシーンで「良い音」を提供していきたい。ホームシアター商品を中心にして、お客様の多様化するニーズに幅広く応えていく。薄型TVのお客様には引き続き、「デジタル・サウンド・プロジェクター」を強力に展開する他、ヤマハ独自の「エアサラウンド」搭載のフロント・サラウンドから本格コンポーネントまで「ホームシアター」を多角的に展開していく。

「音の魅力」を若年層・一般のお客様に伝えるべく、様々な商品提案・営業展開を行っていく。具体的には携帯オーディオやPCのお客様にも「音の魅力」を感じてもらえる商品を新たに投入していきたい。また、本格HiFiのお客様向けに新しい「ナチュラル・サウンド・スピーカー」を昨年に引き続き投入する。

営業的には、dシネマショップでの視聴会や各地でのホームシアター体験会を通じてお客様との接点を拡大して、ヤマハファンを増やしていきたいと考える。

(Senka21編集部 〜 Senka21 1月号掲載メーカーアンケートより)

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