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2006年年頭アンケート「ボーズ」

公開日 2006/01/03 13:13
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ボーズ(株) 営業部 ゼネラルマネージャー 羽鳥公康氏
独自技術を備えるシアターは専用什器でのデモと説明が必要

Q1:業界を取り巻く環境は日々、激しく変化しています。ユーザーの消費行動やライフスタイルは、どのように変化していくとお考えですか。

テレビの地上デジタル放送も3年目を迎え、放送エリアの拡大により、高品質の映像・音質の番組がより身近になり、ユーザーのライフスタイルは多様化されると言われがちだが、大きく分けると、テレビタイプとマルチメディアタイプに分けられると思う。

テレビタイプとは、デジタルテレビもあくまで従来のテレビの代わりであり、特別な機器を足したり、双方向機能を楽しんだりするのではなく、従来のように、ただ番組を楽しむ層だ。一方のマルチメディアタイプとは、デジタル放送の双方向機能はじめ、webによる配信等に対してもインフラを整備し、充実する高音質のサウンドや映像のソフトを楽しむ層である。

加えて2006年は、冬季オリンピック、メジャーリーグベースボール、ワールドカップサッカー、プロゴルフなど、海外で日本選手が活躍するスポーツイベントが目白押しで、現場の臨場感を楽しめる放送が常に送られて来る。そのため、これを再生する機器の需要は、非常に明るいと考えている。

Q2:2006年の事業展開の中心として据える商品ジャンルについて、市場創造ならびに付加価値化へ向けてどのような提案・展開をお考えですか。

当社のメイン商品は、ホームシアターシステム及び、マルチメディアシステムスピーカーの二本柱となる。

ホームシアター製品は、当社独自のスーパーフロントサラウンド方式の3・2・1シリーズと、自動音場補正テクノロジー「アダプトiQ」を搭載したLSシリーズを主軸として展開していく。両シリーズ共、他社に無い独自の特許技術を採用しているため、取扱販売店における当社専用什器によるデモと説明が販売のポイントとなる。

マルチメディア商品は、SoundDock、Companion3、MediaMateII,TP1SBの4モデル。デジタルミュージックプレーヤーと接続し、常に高音質を提供する。

以上、二つの製品群を中心に、単品スピーカーを含めた試聴イベントにて、エンドユーザーに案内していきたい。

(Senka21編集部 〜 Senka21 1月号掲載メーカーアンケートより)

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