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2006年年頭アンケート「ケンウッド」

公開日 2005/12/30 12:57
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(株)ケンウッド ホームエレクトロニクス事業部 事業部長代行 大山洋一氏
大きな可能性を秘めるDAP
事業特性を活かした商品を提案


Q1 業界を取り巻く環境は日々、激しく変化しています。ユーザーの消費行動やライフスタイルは、どのように変化していくとお考えですか。

2005年の社会現象の一つとも言えるデジタルオーディオプレーヤー(DAP)の普及は、私共オーディオメーカーにとって、MDに替わる新たなリーディング商品として、非常に大きな可能性を秘めたものであると考える。DAPの登場により「音楽を聴く」という行為から遠ざかっていた休眠層の需要活性が想像以上に拡大したと言える。

また、シアター関連、ピュアオーディオに対する業界の取り組み、地上デジタル放送の普及など、お客様のニーズや各メーカーの商品提案は今後ますます多様化していくと思われる。お客様の商品選択手法も今後、より大きく変化するだろう。 特にブロードバンド化における顧客ニーズや経験に基づく情報の多様化は、数多くの需要セグメントを形成し、消費行動に大きく関わってくると思う。

Q2 2006年の事業展開の中心として据える商品ジャンルについて、市場創造ならびに付加価値化へ向けてどのような提案・展開をお考えですか。

オーディオ専門メーカーとして「音の感動」を広く、多くのお客様にお届けするという考えのもと、ご好評いただいている「K series」や業界初のデジタルアンプを内蔵した高音質ポータブルデジタルHDDオーディオプレーヤー「Media KEG」に代表される高音質モデルを引き続き強化・推進していく。

また、DAPの普及によってもたらされた幅広い需要層と様々な使用シーンの可能性への取り組みとして、「家庭内オーディオ」「ポータブル」そして「カーオーディオ」という3つの事業領域を持つ当社ならではの特性を活かした商品提案を実施、多様化する市場ニーズへの対応と市場活性に努めていく。

(Senka21編集部 〜 Senka21 1月号掲載メーカーアンケートより)

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