HOME > ニュース > 2006年年頭アンケート「オンキヨー」

2006年年頭アンケート「オンキヨー」

公開日 2005/12/29 17:44
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

オンキョー(株) 執行役員 営業本部 国内営業部長 小林佳紀氏
ハイビジョン化で音のニーズ向上
シアター関連提案をさらに強化


Q1 業界を取り巻く環境は日々、激しく変化しています。ユーザーの消費行動やライフスタイルは、 どのように変化していくとお考えですか。  団塊世代、団塊世代ジュニア層に共通した消費行動として、地上デジタル放送を核とした大画面化が一層進んでいくとともに、AACの普及によりホームシアターへの関心も膨らんでいく。

一方、AVネットワーク化についてはAVCCとの絡みもあり、この環境を整備し積極的に取り組んでいこうという姿勢は年齢層により差が出るだろう。ここでは団塊ジュニアを中心とした層に期待する。団塊層については複合的なネットワークへの投資を期待する半面、ピュアオーディオの復活など過去の体験を活かしたスタンドアローン的な趣味型製品の需要拡大にも期待する。

また、デジタルオーディオプレーヤーの普及により、若い年齢層のアウトドアにおける音楽ライフが大きく変わったが、この層のインドアにおける音楽のあり方も変わっていく。インドアにおける音の質については従来以上に上下の差が開き、音質を求める人と、アウトドア向けの機能を重視する人に分かれていくと考える。

Q2 2006年の事業展開の中心として据える商品ジャンルについて、市場創造ならびに付加価値化へ向けてどのような提案・展開をお考えですか。

ホームシアター関連の提案を引き続き推し進めていく。地上デジタル放送を始めとしたハイビジョン化により画質とともに、音(サラウンド)についても要求が増してくると考える。本格的なものから簡易的なものまで、設置サイズや接続、操作性においても相対的に関係するが、音については妥協せず、しかも手軽に使っていただける製品を提案していく。

当社の核であるシステム製品や単品製品についても、アンプにおけるデジタル技術、そしてスピーカーにおける独自の開発ノウハウにより、デジタル機器への最適を計った製品を市場へ投入していく。

(Senka21編集部 〜 Senka21 1月号掲載メーカーアンケートより)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック