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HP、BDAに2つの新技術の採用を提案

2005/10/20
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米ヒューレット・パッカード社(以下HP)は現地時間19日、同社のホームページにおいてBDAに対するリクエストとして、同団体が推進する次世代大容量ディスクフォーマットであるBlu-rayへの2つの技術採用を提案した。

HPが今回BDAに向けて提案した技術は「mandatory Managed Copy」と「iHD」の2つ。Managed CopyはHDフォーマットのコンテンツをホームネットワーク環境において活用するためのコンテンツ保護技術であり、もう一方のiHDは次世代フォーマットのインタラクティブ機能を支える技術である。両方ともに、現在Blu-rayフォーマットのライバルとして位置づけられているHD DVDが既にサポートしており、HPはこれを「次世代のスタンダードとなるため、Blu-rayの進化のステップにおいて重要な技術。PCを中心としたデジタルホームネットワークにおいて、ユーザーにシームレスなコンテンツ体験を提供するものである」としている。

HPは今回の提案の意図として「DVDから次世代ディスクへの移行によって、競合する2つのフォーマット間の選択をユーザーに強いることはできないと判断したため」としながら、「Blu-rayフォーマットを推進するリーディングカンパニーついて、これら技術を採用することによるフォーマットの進化がユーザーに多くの可能性を提供するものという信念を持っている」と説明している。

(Phile-web編集部)

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