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オンキヨー、東都積水と共同開発した「AEET」技術搭載のスピーカーシステム

公開日 2005/09/26 17:53
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D-L500シリーズ
オンキヨー(株)は、東都積水(株)と共同開発した新技術を搭載したスピーカーシステム「D-L500」シリーズ3機種を11月11日より発売する。

3機種の概要は以下の通り。

■フロア型「D-L500F(S)」¥37,800(ペア・税込)
■センタースピーカー「D-L500C(S)」¥12,600 (ペア・税込)
■ブックシェルフ「D-L500M(S)」¥8,400 (1本・税込)

「AEET(Advanced Extrusion Engineering Technology)」は、オンキヨーの音質設計技術と東都積水の樹脂配合・成形技術を活かして共同開発した新技術。従来のスピーカーキャビネットは、音質を重視する木製キャビネットや、デザインの自由度や量産性を重視した樹脂製キャビネットが中心だったが、 「AEET」では、木粉を配合したABS樹脂を押出し成形でキャビネットにすることにより、その両方のメリットを活かすことに成功した。

また、キャビネットの断面を流線型にデザインすることで、有害なノイズとなるキャビネット内部の定在波を低減。四角い箱型が主流の木製キャビネットに見られた問題を改善し、個々の楽器やセリフの質感までも豊かに再現することができる。

D-L500F

D-L500C

D-L500M

配合する木粉は、木材の加工過程で発生する余材リサイクルを活用するなど、省エネにも配慮した。

また、「AEET」の押出し成形技術により、3種類のスピーカーシステムを1つの金型で製造することが可能。1つの金型でサイズの異なる製品に効率よく対応できる省資源設計となっている。

またウーファー振動板には、生産過程において汚水(排水)を発生させないA-OMFコーンを採用するなど、環境に配慮したエコロジー設計を施した。

トゥイーターには100kHzまでの再生が可能なネオバランスドームトゥイーターを搭載。DVDオーディオやスーパーオーディオCDにも対応する改良型トゥイーターで、高分子材料を素材に特殊形状化することで、小型でありながらも音圧のバランスが良いのが特徴。

【問合せ先】
オンキヨー(株) 
カスタマーセンター
TEL/ナビダイヤル0570-01-8111

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドONKYO
  • 型番上記参照
  • 発売日2005年11月11日
  • 価格上記参照
【SPEC】
<D-L500F>
● 型式:2ウェイ・バスレフ型 ●ウーファー:8cm A-OMFコーン×2/トゥイーター:2cmネオバランスドーム×1●定格インピーダンス:6Ω ●最大入力:150W ●定格感度レベル:82 dB/W/m ●定格周波数範囲:45 Hz〜100kHz ●キャビネット内容積:7.4リットル ●最大外形寸法:280W×1013H×261Dmm(サランネット・ターミナル突起部含む) ●質量(1台):4.3kg 

<D-L500C>
● 型式:2ウェイ・バスレフ型 ●ウーファー:8cm A-OMFコーン×2/トゥイーター:2cmネオバランスドーム×1●定格インピーダンス:6Ω ●最大入力:150W ●定格感度レベル:82dB/W/m ●定格周波数範囲:60Hz〜100kHz ●キャビネット内容積:2.8リットル ●最大外形寸法:378W×161H×93Dmm(サランネット・ターミナル突起部含む) ●質量:1.6 kg 

<D-L500M>
●型式:2ウェイ・バスレフ型 ●ウーファー:8cm A-OMFコーン×1/トゥイーター:2cmネオバランスドーム×1 ●定格インピーダンス:6Ω ●最大入力:80W ●定格感度レベル:80 dB/W/m ●定格周波数範囲:70Hz〜100kHz ●キャビネット内容積:2.1リットル ●最大外形寸法:161W×288H×93Dmm(サランネット・ターミナル突起部含む) ● 質量:1.1kg