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ソニー、薄型TVにマッチするフラットタイプSPを採用したホームシアターシステム

公開日 2005/09/20 19:35
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SA-FT7ED
ソニーマーケティング(株)は、新開発の薄型スピーカーユニットを採用したホームシアターシステム「SA-FT7ED」を10月21日に発売する。価格は税込294,000円。

本機ではスピーカーユニットそのものの薄型化を実現した。新開発のスピーカーユニットでは、強力なネオジウムマグネットの同極同士を向かい合わせることで、磁束を外周に向かって放出させ、そこにボイスコイルを設置する反発磁気回路方式を採用。振動板も、ボイスコイルのボビン中央と接続。立体構造を平面構造へと変革することで、3cmの薄型ながら、高音質を実現している。スピーカーは壁掛け設置でも角度調節が可能。


新開発の薄型ユニット

スピーカーは壁掛けにも対応
振動板にはマイカフレークと合成繊維を原材料とし、マイカフレークを発泡セル構造に成型したMRC(マイカ・リインフォースド・セルラー)振動板を採用。低密度で軽量、高剛性。適度な内部損失もあわせ持ち、伝播速度も高速度でキレのよい音色を再現する。


サテライト/センタースピーカー用EDトゥイータ−
トゥイーターには、Xシリーズと同じEDトゥイーターを採用。70kHzの高域再生を実現し、スーパーオーディオCDをはじめとするオーディオフォーマットにも対応する。

スピーカーの発熱には、ユニットに熱伝導性のよいアルミフレームを採用することによりアルミ製のバックキャビネットに直結した構造をとり、熱をストレートに放出することで対応する。

高音質とスタイリッシュな外観を演出するのが、ステンレスエッチングメッシュグリルネットだ。これは、0.3mmという薄いステンレス板に直径0.5mmの穴を無数に開けたものであり、一般的なプレス加工では作れないため、エッチングという手法を採用している。グリルネットは板厚が薄く開口率も高いため、約100kHzまで音を劣化させずに透過させ、EDトゥイーターの性能を発揮させることができる。


サブウーファー用スピーカーユニット
サブウーファーには、ロングストロークのボイスコイルを備え、MRC振動板を使用した直径15cmのユニットを採用。エッジにはクロスコーティング発泡ゴムを採用し、スピード感のある力強い重低音を再生する。

【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株)
お客様ご相談センター 
TEL/0570-00-3311

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドSONY
  • 型番SA-FT7ED
  • 発売日2005年10月21日
  • 価格¥294,000(税込)
【SPEC】<フロント/サラウンド/センター用スピーカー>●方式:バスレフ型 ●インピーダンス:8Ω ●最大入力:120W ●出力音圧レベル:84dB(1W、1m) ●外形寸法:130W×1100H×30D×280(底辺直径)mm (フロント/サラウンド フロアスタンド装着時)、500W×108H×66Dmm(センター フロアスタンド装着時) <サブウーファー>●方式:アコースティックローデッドバスレフ型 ●実用最大出力:250W ●消費電力:85W(スタンバイモード時0.3W) ●外形寸法:175W×610H× 298Dmm