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“Everio”Gシリーズ発表会レポート PCレスでDVDに保存という新提案も

公開日 2005/07/14 19:35
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カムコーダーカテゴリー長 中沢氏

上位モデルGZ-MG70
ビクター“Everio”新モデルの製品概要は別項でお伝えしたとおり。ここでは本日行われた製品発表会の内容をお伝えする。

発表会にはAV&マルチメディアカンパニー カムコーダーカテゴリー長の中沢隆平氏が出席し、カムコーダー市場の動向や新製品の販売戦略などについて説明した。

まず同氏は、デジタルオーディオプレーヤーをはじめとする様々なデジタル家電がHDDを搭載するようになり、HDDがより身近になったと述べ、大容量とランダムアクセス性のメリットをカムコーダーにも活かす時代が来たと語った。


HDDタイプの市場予測
同社は、2007年の全世界でのHDDカムコーダーの市場が300万台の市場となると予測。また、今回の“Gシリーズ”発売を果たした2005年を“HDDムービー本格立ち上げの年”とし、一般ユーザーをターゲットに市場を拡大していきたいとした。なお現在、最上位モデルのGZ-MC500は世界的に売れ行きがよく、生産が間に合っていない状態なのだという。



保存方法の3つの提案

右にあるのが「AD330」
“Everio”が提案する撮影映像の保存方法は3つ。「AVケーブルを使ってレコーダーにアナログでダビング」「USBケーブルをつかってMPEG2データのまま保存」、そして新しく提案されたのが「PCを介さずにDVDバーナーでDVDに保存」という方法だ。同社が推奨するDVDバーナーはアペイサー テクノロジー社の「AD330」。“Everio”と直接USBで接続し、HDD内の任意のデータをDVDに書き込むことが可能だ。AD330は、本体に搭載した小型のカラー液晶ディスプレイ、もしくは接続したテレビに操作画面を表示することが可能で、簡単な操作でオリジナルDVDを作成することができる。AD330の操作画面は英語表示だが、ブース説明員によれば「今後、こういった製品の需要が高まれば、日本語対応機も出てくるのではないでしょうか」とのことだ。

参考のスケルトンモデルも展示された

こちら側にHDDを搭載している

【問い合わせ先】
日本ビクター(株)
お客様ご相談センター
TEL/0120-2828-17(フリーダイヤル)
TEL/045-450-8950(携帯電話・PHSなど)

(Phile-web編集部)

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