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オプトウェアなど6社、ホログラム光ディスク「HVD」のアライアンスを設立

公開日 2005/02/03 18:35
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HVDのロゴマーク

世界で初めてホログラム光技術を用いて動画の記録再生に成功したディスク(写真左)
ホログラム光ディスク「ホログラフィック・バーサタイル・ディスク (HVD)」の開発企業6社は、同規格の標準化と商品化の促進、市場形成および普及を目指す「HVDアライアンス」を設立することを発表した。

HVDは、データをレーザー光の干渉縞として媒体に記録する新しい技術。DVDサイズで記憶容量1テラバイト(DVDの200倍)以上、転送速度毎秒1ギガビット(DVDの40倍)以上を可能にするなど、大容量・超高速のデータストレージ技術として期待されている。世界規格となるISO取得に向け、来月からEcmaインターナショナルで標準化に向けて技術的検討が始まる予定。

今回のアライアンスの参加企業は、株式会社オプトウエア、CMCマグネティックス、東亞合成株式会社、日本ペイント株式会社、パルステック工業株式会社、富士写真フイルム株式会社(50音順)の6社。今春の正式発足に向け、会員規約の制定、組織体制の整備等活動に向けて準備を進めていく。

同アライアンスは、「趣旨に賛同するディスクメーカー、材料メーカー、デバイスメーカー、評価機メーカーなどが情報交換をする場を提供し、プロモーション活動等を通じてストレージ業界の健全な発展に寄与していく」とコメントしている。

【問い合わせ先】
株式会社オプトウエア
TEL/045-470-5131

(Phile-web編集部)

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