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<山之内 正のCES2005レポート>ケンウッド、DLNA対応ホームネットワークユニットを展示

公開日 2005/01/10 09:27
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注目のDLNA1.0に準拠したクライアント機能を実現する試作ユニット

400枚チェンジャーと次世代AVアンプの試作機
●ケンウッドは米国のAVアンプ市場で人気が高いブランドのひとつである。CESの同社ブースはカーオーディオの展示が大半を占めているが、その一角にホームオーディオコーナーがあり、最新AVアンプのラインナップ4機種とともに、興味深い試作機が並んでいた。

まずは、ホームネットワークのクライアント機能を実現するユニットである。この試作ユニットは、AV機器やPCの間をメーカーの制約なしに相互接続する規格「DLNA1.0」に準拠していることが特徴で、PCの映像・音声データを受け取って再生機器に送り出す役目を果たす。内部は2枚の基板で構成されており、近い将来、さらなる小型化を実現した時点で、AVセンターなどに組み込むスタイルで日の目を見ることになるだろう。

ケンウッドは従来からCDやDVDの400枚チェンジャーを米国で発売して人気を集めているが、会場にはDVDオーディオ、SACD、CD、DVDビデオに対応した最新DVDチェンジャーDV−M81を、ネットワーク対応レシーバーとともに展示した。レシーバーは、THXセレクト規格準拠に加えてHDMI端子の搭載など最新仕様を満たしたもので、上級機のみネットワーク機能が組み込まれる予定だ。

(山之内 正)

[ces2005]

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