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業界展望2005 メーカーアンケート「リン・ジャパン」

2005/01/04
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専務取締役 古川雅紀氏
スピーカー提案をより強力にする 「アーティキュラット」と「コンポーネント」

設問1. 業界を取り巻く環境が大きく変化する中で、ユーザー・ライフスタイルおよびその消費行動は、どのように変化していくとお考えですか  

浪費を避け、本質を吟味した上で、実際の購買に踏み切る傾向は益々顕著になるものと思われる。一過性のブームではなく、ユーザーにとって本当に必要なもの、長く所有し、AV機器を通して、生活を豊かにするような製品への関心がさらに高まっていくだろう。スピーカーと対峙して聴取するスタイルに加えて、家庭内のネットワークやホームオートメーションと親和し、生活の様々なシーンで音楽を楽しめるようなシステムにより多くの注目が集まってくるだろう。

設問2.2005年の中心となる商品ジャンルについて、 需要喚起、市場創造へ向けて、 どのような提案・展開を考えているか  

スピーカーを中心としたトータルエンターテインメントシステム。LINN のラインナップ構成において、入力機器やエレクトロニクスに関する認知度に比べて、若干低いところがあったジャンルがスピーカーシステムだ。そこに、サラウンドに対応したシリーズを異なるセグメントに導入予定。一つは、フラッグシップ機「コムリ」と一昨年ラインナップした「アキュレート」の間のゾーンを埋める「アーティキュラット」シリーズ。もうひとつが、エントリーハイエンドともいうべきゾーンを睥睨した「コンポーネント」シリーズ。デザイン性と音質を両立させるプレゼンテーションでユーザーにアピールすることを強化する予定。

(Senka21編集部)

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