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業界展望2005 メーカーアンケート「三菱電機」

公開日 2005/01/03 00:30
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業界展望2005 メーカーアンケート「三菱電機」
「REAL」と「楽レコ」で独自の切り口から提案

設問1.業界を取り巻く環境は大きく変化する中で、ユーザー・ライフスタイルおよびその消費行動は、どのように変化していくとお考えですか

生活インフラのデジタル化に伴い、ユーザーのライフスタイルが大きく変化すると予測している。その中でも地デジ、ブロードバンド(BB)環境はライフスタイルに大きなインパクトを与えるだろう。その一例として、地上デジタル放送の普及は家庭で高画質コンテンツを楽しめることのみならず、従来のテレビでは実現できていなかったデータ放送を利用することで、テレビが情報ターミナルのような使われ方をするようになると予測しており、ここが大きなインパクトになると考えている。また、BB環境の普及は、家庭内ではネットワークを介して映像コンテンツを部屋間で共有できるようになり、さらに外出先への配信も可能になると予測する。

2005年はデジタルAVの普及が、生活インフラのデジタル化とのシナジー効果により、ユーザーのライフスタイルに、場所・時間の概念を無くす。そんなターニングポイントの年になると予測している。

設問2.2005年の中心となる商品ジャンルについて、 需要喚起、市場創造へ向けて、 どのような提案・展開を考えているか

2005年のデジタルAV機器の中心は2004年の流れを継続して、液晶テレビとDVDレコーダーになると考えている。液晶テレビはデジタル放送の普及を背景にテレビの買い替え需要の中心になると予測している。2004年、液晶テレビ市場に「REAL」シリーズとして参入したが、2005年もハイビジョン信号をストレートに表示できるリアルHDパネルモデルの拡販を柱に、画質に加え、操作性の提案を是非行いたいと考えている。

DVDレコーダーでは2004年に「楽レコ」シリーズとしてビデオからの買い替えユーザーをターゲットに市場参入したが、2005年の「楽レコ」は家族みんなで使うレコーダーとして使い方の提案を行いたいと考えている。

液晶テレビ「REAL」、DVDレコーダー「楽レコ」共に当社独自の切り口で「操作性」の提案を行っていく。

(Senka21編集部)

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