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業界展望2005 メーカーアンケート「日本マランツ」

2004/12/31
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日本マランツ(株)国内営業本部 本部長 高山敬史氏
二極分化の様相を強める市場で趣味性の高い商品を積極投入

設問1.業界を取り巻く環境は大きく変化する中で、ユーザー・ライフスタイルおよびその消費行動は、どのように変化していくとお考えですか

各種の新メディアや新規製品が登場するが、その中でも簡単、便利、低価格といったより一層の普及を目指すカテゴリーと、高付加価値、高い趣味性などを求めるハイエンドカテゴリーに大きく分化していくと思われる。オーディオにおいては、ネットワークオーディオなどより簡便性を目指したものと、弊社が提案するMusic Dialog Seriesなど。Home Theaterにおいては、In-a-Boxと呼ばれる一体型システムと、プロジェクターを使い、コントローラー等まで完備した劇場型のものなどがその典型であろう。また次世代メディアであるBlu-LayやHD DVDも商品が登場しユーザーとしては興味をそそるものになるであろう。

設問2.2005年の中心となる商品ジャンルについて、需要喚起、市場創造へ向けて、どのような提案・展開を考えているか

マランツではより趣味性の高い、高付加価値な商品を積極的に提案していく。HiFi オーディオでは一昨年より高い評価をいただいているMusic Dialog Series の刷新とより一層の拡充により、オーディオファイルのみでなく、広く音楽を愛する方々に趣味としてのオーディオのすばらしさを体験していただきたいと考えている。AVカテゴリーでは新映像エンジン「GENNUM VXP」を搭載したVP-12S4やフロントバイアンプ、自動音場補正機能を搭載したAV アンプ群を核とし、新しいコントローラーを加えPremi umと呼ぶに相応しいシアター環境を提案するPrivate Theater訴求を追求し、カスタムインストーラー店様との深いパートナーシップを築いていきたいと考えている。

(Senka21編集部)

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