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業界展望2005 メーカーアンケート「ハーマンインターナショナル」

公開日 2004/12/31 00:32
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ハーマンインターナショナル(株)営業・マーケティング本部 本部長 大久保 仁氏
2チャンネルとマルチチャンネルを高次元に両立するJBL

設問1.業界を取り巻く環境は大きく変化する中で、ユーザー・ライフスタイルおよびその消費行動は、どのように変化していくとお考えですか

ポータブルステレオ市場の主役は、今年MDからデジタルオーディオプレーヤーへ大きくシフトしたが、ミニコンなどゼネラルオーディオ機器も当然これを内包したシステムへの転換が図られるであろう。これに伴うPC化と共に小型化、ローコスト化がますます望まれると考えられる。反面、マルチチャンネルはローコストなパッケージシステムの需要が一息つき、グレードアップの欲求が強まっている。特に、基本となるフロント2chを大事にする風潮が高まってきており、このことがピュアオーディオの復権と合わせて、システムの再構築を図るきっかけになっている。つまり、マルチチャンネル対応を終えた消費者から、その質の向上と共にCD(2ch)ライブラリーをより充実した音で楽しめるようなシステムが求められるだろう。また、基本性能を確保した上でのデザインの優秀性やインストールの容易さなど、価格や機能ではなく個性に魅力を感じる商品がますます望まれてくる。このように、市場は益々ローコスト化するゼネラル市場と、マルチ/2chを内包して質の向上と個性化を狙うミドル〜ハイエンド市場との二極化が進む。

設問2.2005年の中心となる商品ジャンルについて、需要喚起、市場創造へ向けて、どのような提案・展開を考えているか

弊社の扱うJBLでは、2005年も世界有数のスピーカーブランドとしてその伝統と個性を発揮した製品展開を行っていく。ここ数年の新製品投入により、価格帯ごとに魅力的な製品をラインナップすることができたが、2005年はそのすべてのラインナップそれぞれに適合したセンタースピーカーとサブウーファーを揃えることができる。「すべてのスピーカーがマルチチャンネル対応」であることを強くアピールすると同時に、JBLシステムの基本はあくまでも良質な2ch再生であり、その質を保ったままマルチチャンネルへのシステム展開ができるメリットをアピールしていきたい。

このため、カタログや弊社のホームページを通じてメインスピーカーを核に予算や部屋のレイアウトに応じて適切なマルチチャンネル化が図れる複数のシステム構成例を具体的に提案し、高品位な2チャンネル再生と高次元のマルチチャンネル再生を両立できるJBLスピーカーの豊富なラインナップを広く市場に訴えていく。

(Senka21編集部)

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