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アナログ・デバイセズ、オーディオ向け“SHARC”プロセッサー2モデルを発表

公開日 2004/11/15 19:39
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“第三世代SHARC”「ADSP-21367」
●アナログ・デバイセズ(株)は、オーディオ・プロセッサー“第三世代SHARC”の最新モデルとして「ADSP-21367」と「ADSP-21368」を発表。2005年夏より量産出荷を開始すると発表した。

「ADSP-21367」はミッドレンジからハイエンドのコンシューマー製品向け、「ADSP-21368」はプロフェッショナル・オーディオ機器向けのオーディオ・プロセッサー。ともに最大400MHzのクロック周波数に対応したコア部、大容量オンチップ・メモリ・アレイ(2Mb RAM、6Mb ROM)、オーディオ処理に適した周辺回路を集積している。

両製品は、ロスレス・フォーマットを含むマルチチャンネル・デコーダをはじめ、マルチゾーン・サポート、192kHzプロセッシング、高度なオートセットアップ・ルーチンといった機能を実現。現在利用可能な業界標準のデコーダおよびポストプロセッシング・アルゴリズムをすべて実行可能であるとしている。

また同社は同時に、オーディオ・システムの開発を簡素化するソフトウェア開発ツール「VisualAudio」を発表。本製品により、開発にかかるコスト、時間を大幅に軽減するとともに、直観的な設計・開発環境を提供することが可能になるという。

【問い合わせ先】
アナログ・デバイセズ(株)
DSPSテクノロジー・グループ
TEL/03-5402-8291

(Phile-web編集部)

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