HOME > ニュース > ≪CEATEC 2004レポート≫日立、Woooワールドに加え驚きの3Dディスプレイ技術

≪CEATEC 2004レポート≫日立、Woooワールドに加え驚きの3Dディスプレイ技術

2004/10/05
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
●日立のブースでは、Woooブランドを冠したテレビ、レコーダー、プロジェクター、DVDカムなどの最新モデルが展示されるているほか、リムーバブルHDD「iVDR」対応製品の参考出品や、同社が開発中の最新技術の展示などを見ることができる。

プラズマテレビは、55インチの「W55-P5500」をはじめとするフルラインナップを展示。“奥ゆきの美学。”を実現するという独自技術「Picture Master」の解説デモも行われている。

DV-DH400Tの内部構造

55型のプラズマテレビ

HDDへのハイビジョン録画が可能なHDD+DVDレコーダー「DV-DH400T」は、内部構造が見られるかたちで展示されており、多くの注目を集めている。DVDカムは最新の2機種「DZ-MV580」と「DZ-MV550」を展示。こちらは実際に触って撮影を体験することも可能だ。

DVDカムを体験

最新の液晶プロジェクター「PJ-TX100J」の展示コーナーには、視聴ルームを設けて実際にその高画質映像を確かめることができる。映画ウルトラマンのハイビジョン映像などが迫力の音声とともに楽しめる。

360度立体映像ディスプレイ

技術展示のコーナーの中央に設置された透明な筒状の展示品は「360度立体映像ディスプレイ」。中心に浮かび上がった女性の映像は、あたかもそこに実態があるかのように表示され、前から見れば顔が、後ろから見れば後頭部が見える。これは中心で回転するスクリーンに24方向から同時に映像を投影することで実現した新技術だ。

HDDそのものがプレーヤーに

スタンダードなビューワー

普及が期待されるリムーバブルHDD「iVDR」対応の製品としては、レコーダー、ポータブルオーディオ機器などを参考出品。「iVDR」カートリッジ内に音楽再生機能を内蔵させてしまうというアイデアの製品もモックアップで展示された。

同社ではPC「Prius」もAV&ホームネットワークの機能に力を入れている。折りたたみ時にA4サイズになる12.1インチのチューナー搭載ノートや、底面にサブウーファーを搭載し、筐体にアルミ素材を採用した15インチワイドのノートなど発表されたばかりの最新モデルが展示されている。また、ホームネットワーク機能を強化した参考出品のデスクトップ型の製品も注目だ。

EPGももちろん搭載

1セグ放送対応ケータイ

2005年の開始が期待されている地上デジタル1セグメント放送の対応製品としては、アンテナ/チューナーを搭載した携帯電話を参考出品。こちらは放送開始と同時に発売したいとしている。

(Phile-web編集部)

ceatec2004report

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック