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≪CEATEC 2004レポート≫三洋、カートリッジHDD「iVDR」対応機器を大量出品

公開日 2004/10/05 18:14
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●サンヨーブースは、デバイスや技術展示から薄型テレビ、プロジェクターまで、幅広い展示内容でアピールしている。

CAPUJOを大々的にアピール

薄型テレビ「CAPUJO」は主要モデルすべてを展示。17V型/23V型の液晶テレビにも地上・BS・110°CSチューナーを搭載している。

リアプロでは、先日発表された55V型の液晶リアプロ「LP-55WR1」のほか、45V型のモデルも参考展示。中国では既に発売しているモデルだが、国内での販売予定は無いとのこと。

45V型の液晶リアプロ

非常に多くのコンセプトモデルを展示して注目を集めていたのが、カートリッジ型HDD「iVDR」対応のハードウェア群だ。コンシューマー向けでは、ビデオレコーダー、パーソナル液晶テレビ、ホームサーバーから、AVカーナビ、モバイルプレーヤー、ムービーデジカメまで展示されていた。ただし、今回展示したモデルの販売の見通しは立っていない。

iVDR対応レコーダー

iVDR対応レコーダーのフロント部アップ

「iVDR」は、三洋が主導して規格作りが行われているカートリッジ型HDD規格。AVからPCまで幅広い利用を想定している。現在、iVDR/iVDR mini/iVDR microの3種の規格が用意されている。

iVDR対応テレビ

左からiVDR/iVDR mini/iVDR micro

このほか、地上波デジタル放送受信に対応した携帯電話も公開された。本機は、先日正式なコーデックに決まったばかりの「H.264」に対応し、mini SDカードへの録画・再生も行える。さらにデータ放送の視聴も行うことができる。連続使用時間は、放送受信時で120分、SDカードの映像視聴時で150分となっている。

1セグメント放送の受信に対応した携帯電話

三洋が力を入れる3Dディスプレイでは、40インチのモデルが参考出品された。液晶バリアにより3D/2Dの切り替えが行える。「多人数が同時にメガネ無しで鑑賞できる」のが訴求ポイントだ。

40インチの大画面で3D映像が楽しめる

(Phile-web編集部)

ceatec2004report

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