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≪折原一也のA&V FESTA 2004レポート≫ソニー、北米発売のグランドベガ新モデルを展示

公開日 2004/09/22 18:21
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●ホームシアターゾーン内のソニーブースでは、先日北米向けとして発表されたリアプロジェクションテレビ、「KDS70XBR100」が展示されていた。独自のSXRDデバイスを採用しており、1920×1080のフルHDパネルを実現している。


展示会場では同社のブルーレイディスクレコーダーとの組み合わせによりデモが行われていた。

デモは映画スパイダーマンの映像も用いられていた。明るく鮮明な画像は魅力的だ。

リアプロながら視野角は、左右、上下ともほとんど気にならないレベルだ。
家庭でのシアター環境のような照明の落とされた展示ブースでは、まず両手いっぱい広げたほどのパネルサイズに圧倒的された。パネルは明るく階調豊かで、フルHDを実現したことにより解像感も良好となっている。また視野角については斜め横からの視聴にも十分対応可能となっているほか、上下の角度についてもパネル自体の大きさも手伝ってか気になるところは見られなかった。奥行きは60cmとなっており、そのサイズを考えればコンパクトと言っていいだろう。

北米での価格は来年始めに10,000米ドル以下で予定しており、国内での販売予定については未定。国内では住宅事情などサイズの問題もあり現時点では未定としながらも、国内でも現在のSXRDデバイスを使用した製品展開を進めていきたいとのこと。既に発表されているフロントプロジェクターのほか、サイズを抑えたリアプロの展開も考えているという。

(折原一也/KAZUYA ORIHARA)

avfesta2004

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