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≪折原一也のA&V FESTA 2004レポート≫各社リアプロジェクションテレビを展示、国内未発売モデルも

公開日 2004/09/22 18:21
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●大画面テレビを展示したブースも数多く見られた。別記事にて紹介したソニーのグランドベガのほかにも、国内未発売の製品が数多く展示されていた。会場で見かけた製品と、各製品の発売予定などの情報を紹介しておこう。

リアプロの発売で先行しているエプソンのブースでは、LIVINGSTATIONの実機が展示されていた。現在ホームページからの直販で販売されている57V型のELS-57P1、47V型のELS-47P1は、展示場所も限られており、購入を検討しているユーザーは実機を確認してみるのもいいだろう。また、併せてフルHDパネルを搭載した試作モデルも展示されていたが、現時点ではリアプロを広く市場に知ってもらう段階とのことで、当面は現行モデルの販売を続けるという。


エプソンのブースでは発売中のリアプロジェクションテレビも展示中。購入を検討している人は実機を確認でき

同ブースではフルHDパネルを採用した試作モデルも展示されていた。
三洋電機のブースでは、参考出品として中国で発売している55V型リアプロジェクションテレビを展示。1280×720ドットのパネルを採用している。デジタル放送チューナーを搭載しないモニタータイプではあるものの、個人でも購入できる形での発売を予定しているとのこと。国内では年内に発売できるよう検討しているという。販売方法については未定となっている。


三洋のブースではフロントプロジェクタと併せてリアプロも展示。国内投入にも意欲を見せる。
ビクターのブースでは、国内2度目の一般公開となる、D-ILAを投射デバイスに使ったHD-ILAリアプロジェクションテレビが展示され、積極的なアピールを行っていた。展示機は61V型と52V型の2モデルが複数用意されており、明るく鮮明な画面を見ることができた。気になる国内での発売だが、エンドユーザーからの要望は多いものの、月間1万台規模で販売している北米での売り上げが好調ゆえに製造の都合もあり、現段階では未定とのこと。


ビクターのブースではD-ILAデバイス採用テレビを展示。国内発売は未定とのこと。
プラズマテレビ、液晶テレビよりさらに大きなサイズが中心となるリアプロジェクションテレビの国内発売については、各社とも慎重な姿勢をみせているようだ。

(折原一也/KAZUYA ORIHARA)

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