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2005年開催、IFAベルリンショーの概要が明らかにされる

公開日 2004/09/07 16:38
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イエンズ・オーバーハイデ氏

イエンズ・ハイテッカー氏
●ドイツの首都・ベルリンにおいて隔年で開催される、世界最大のコンシューマー・エレクトロニクス展「IFAベルリンショー」の2005年イベント概要が本日、日本の市場関係者に向けた発表会で明らかにされた。発表会会場には、IFA主催者を代表し、IFA出展企業スポークスマンのイエンズ・オーバーハイデ氏、ならびにメッセベルリン社情報通信統轄本部部長であるイエンズ・ハイテッカー氏が駆けつけ、イベントの詳細を語った。

次回2005年のIFAベルリンショーは、9月2日から9月7日の6日間に渡って開催される予定だ。「come, prosper」をキャッチコピーに、「6日間・6分野」のコンセプトを掲げながら「テレビ&エンターテインメント」「デジタル・イメージング&デジタル音楽」「パーソナルコンピューター&ゲーム」「パーソナル・コミュニケーション」「SNC衛生、ネットワーク&ケーブル」「サウンド&カーオーディオ」の各分野における、世界の先端を行く技術・製品が紹介される。

昨年開催されたIFAベルリンショー2003では、期間中一般のコンシューマーも併せて27万人の来場者を記録し、経済的にも24億ユーロの発注額を達成した巨大イベントとなった。本日の発表会場にて、始めに登壇し挨拶を述べたオーバーハイデ氏は、IFAベルリンショーに出展することによる高いPR効果を来場したメーカー、バイヤーに積極的に訴えかけた。またオーバーハイデ氏は「IFAベルリンショーに出展することは、欧州のマーケットに参入するためにも大変重要であると考える。エレクトロニクスのトレンドをいち早くつかむことも可能だ。また今日はEUが中欧・東欧に拡大しているのを受けて、これら地域の諸国がIFAへ向ける関心も大変高まっている。いま欧州コンシューマー・エレクトロニクスのポテンシャル、セールスボリュームは急速に成長している。ぜひこのチャンスを逃さず捕まえて欲しい」と語り、日本のメーカー、バイヤーに向けてイベントへの参加を積極的に呼びかけた。

次にハイテッカー氏により、2005年IFAベルリンショーのコンセプトが詳細に語られた。ハイテッカー氏のコメントによれば、「例年海外からのイベント参加企業が著しく増加している」という。これを受けたかたちで、来年のイベントにおいては「出展スペースの拡大を計画するとともに、メーカーやバイヤーを中心としたトレードビジターの方々に向けた施設の充実を図っていきたい」と述べた。また今年も前回好評だった「6日間・6分野」のコンセプトを受け継ぐことによって、「世界の著名ブランドが集結する会場において、出展内容が大変クリアーに来場者に伝わるだろう」と期待を語ったハイテッカー氏は、本日の来場者に向けて「ぜひIFAを効果的に活用して、ビジネスの成功を勝ち取って頂きたい」と参加を呼びかけた。

【問い合わせ先】
メッセベルリン日本代表部
TEL/03-5276-8730

(Phile-web編集部 山本)

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