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ソニー、外部接続機器の遠隔操作ができる20V型ワイヤレス液晶テレビを発売

2004/08/16
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KLV-20WS2
●ソニーマーケティング(株)は、5GHz帯(IEEE802.11a)と2.4GHz帯(IEEE802.11g)の2つの周波数帯から電波状況に適合した回線を自動で選択することで、安定した無線伝送を実現したワイヤレス液晶<ベガ>20V型「KLV-20WS2」を9月20日より発売する。価格はオープンだ200,000円前後での販売が予想される。

本機はワイヤレス機能を持った液晶テレビで、液晶ディスプレイ部とメディアレシーバーユニット(送信部)、及び送信部に接続して電波の受信環境を向上させる“指向性外部ビームアンテナ”、赤外線方式のコードレスヘッドホンで構成されている。

IEEE802.11a、IEEE802.11gの2つの無線LAN規格に対応した「デュアルHi-Bitワイヤレス」を採用。新たに「デュアルバンドオートスキャン」機能を搭載することによりIEEE802.11a(4CH)、IEEE802.11g(3CH)の合計7CHの無線回線の中から自動的に最適な通信回線(CH)を選択し、液晶ディスプレイ部とメディアレシーバーユニットを接続する。また、電波干渉を受けた際に、自動的に別の回線を選択する「自動回避機能」も搭載している。

安定した送受信環境を実現する「ハイブリッドアンテナシステム」は、本体に内蔵している“ワイドエリア対応アンテナ”と、電波を集中し障害物の透過性を高めた外部接続の“指向性外部ビームアンテナ”の2つの異なる伝送特性アンテナを併用するシステム。状況に応じて“指向性外部ビームアンテナ”を併用することで、より安定した送受信環境を確立する。

また本機は、赤外線方式のリモコン信号をディスプレイ部で受信し、メディアレシーバーへワイヤレスで転送する「AVマウススルー」機能を搭載。付属のAVマウス(2個)をメディアレシーバーから接続しているAV機器に取り付け、各機器付属のリモコンを液晶ディスプレイ部に向けて操作するだけで、離れた場所にあるAV機器の遠隔操作が可能だ。

高画質技術として本機は「ゴーストリダクション」「ノイズリダクション」「デジタル3次元くし型フィルター」を搭載した。

製品には赤外線方式のコードレスステレオヘッドホンを標準搭載。対応するワイヤレスヘッドホンをオプションで購入すれば、複数のヘッドホンで楽しむことも可能だ。

【問い合わせ先】
ソニーマーケティング(株)
お客様ご相談センター
TEL:0570-00-3311(ナビダイヤル)
TEL:03-5448-3311(携帯電話・PHSの場合)

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドSONY
  • 型番KLV-20WS2
  • 発売日2004年9月20日
  • 価格\OPEN(予想実売価格200,000円前後)
【SPEC】
●画面サイズ:20V型(アスペクト比4対3) ●解像度<W×H>×RGB:VGAパネル 921,600画素<640×480>×RGB ●入力対応信号:525i ●受信チャンネル:VHF、UHF、CATV ●ディスプレイ部入出力端子:ビデオ入力×側面/背面各1、コンポーネント入力×1、ヘッドホン出力×1(ステレオミニジャック) ●メディアレシーバー部入出力端子:ビデオ入力×3(Sビデオ2、ビデオ1)、コンポーネント入力端子×1(D1)、ビデオ1出力×1、指向性外部ビームアンテナ端子×1、AVマウス×2、検波出力×1、ビットストリーム出力×1、BS出力/ビデオ出力×1(ステレオミニジャック) ●外形寸法:504W×487H×111Dmm(ディスプレイ部・スタンド無し)、215W×65H×260Dmm(メディアレシーバー部・スタンド無し横置き) ●質量:7.8kg(ディスプレイ部・本体のみ)、1.25kg(メディアレシーバー部・本体のみ)